前回も触れたよう、2016年の12月にようやくPS4本体とアケコンを購入した。私は新品に執着しないので、PS4本体はAmazonマーケットプレイスで購入した。当時の履歴を見ると、中古ながら27156円とあったので、今の感覚で言えば少々驚きの価格である。対して、当時出たばかりの2017年バージョンのRAPV.Hayabusaはたった13573円とあるので、これは現在の感覚ならめちゃめちゃ安い。現行のSwitch用RAP並である。
そして、すっかり忘れていたのだが、輸入盤のストリートファイターVも同時に購入していた。さすがにアケアカだけでは、PS4の性能をフルに堪能出来ないと思ったのだろう。輸入盤というのは国内版より安かったというだけなのだが、当然の事ながら北米版は決定とキャンセルが逆なので、当時は随分と戸惑ったものだった。また、対戦に特化していたので、CPU戦のバリエーションに乏しく、アーケードエディションにアプデされるまではほとんどプレイする事はなかった。
そして、RAPの箱には入力遅延が改善云々とあったのが印象深い。PS2までの頃は専用端子だった事もあって、遅延は皆無であった事からアケコンに遅延が起因している事など想像もしなかったのであるが、PS3以降はそれが当たり前となっていた事もあって、いかにアケコン側でそれを改善出来るかが最大の鍵だったのだ。実際、この最新版は遅延が飛躍的に改善されており、今接続しても違和感ないほど優れたアケコンであったので、本体をこの時期に買ったのは正解だった。
実際、その1世代前は遅延が酷く、もしダライアスの頃に買っていたらそれを買わざるをえなかった訳であり、そういう意味では運が良かったものだ。そして、もちろんすでに三和電子ではなく、独自のHayabusaパーツを使用している事も知ってはいたが、すでにそこまでの拘りはなかった事もあって、特に気にはならなかった。強いて言えばボタンがザラついてて安っぽいなぐらいであり、シューティングをプレイする上では問題なかったものだ。
それはまあさておき、初めてDLかつプレイしたのは当然初代グラディウスである。初代PSもPS2も、初めて起動したソフトはグラディウスシリーズだったのだから、これはもう儀式みたいなものである。現行アプデ前のグラディウスは画面いっぱいのフル画面に出来ないという欠点こそあったものの、それでも完璧なアーケード版がプレイ出来たのはまさに感動モノだった。
そして、それに続き当日DLしたのは、もちろん「沙羅曼蛇」「グラディウスII」、そして「ダライアス」である。アケアカは800円台と割安なので、その他にもおそらく「スターフォース」や「バブルボブル」、そして「ツインビー」など往年の名作も一気にDLしたと思う。当時ほどやり込みはしなかったものの、それでもやはりこれだけの名作が完全な形でプレイ出来るというのは感動以外の何物でもなかったものだ。