Xbox360を愛す・その8 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

XBLAのゲームも基本的にはレトロゲームの移植が多かったのであるが、それだけではない所がライバルとは一線を画していた。斑鳩などはその最たるものかも知れないが、世の中のコアゲーマーたちは「斑鳩が出たという事はあれも出るのではないか」と淡い期待を抱いていた。しかし、トレジャーの前川社長はその噂を頑なに否定し続けており、SSというハードの特殊性もあって、移植は現実的ではないとされていた。

 

しかし、2010年遂に開発中の発表がなされ、そして翌年2011年9月14日、実に13年もの沈黙を破ってそれは再び我々の前に姿を現したのである。言うまでもなくトレジャーの大傑作、「レイディアントシルバーガン」である。もちろん、単なるサターン版をそのまま再現した訳ではなく、高解像度モードなども搭載した完全リメイクとしてだ。それまではSS版をプレミア価格で買う以外なかっただけに、それはもう待ちに待った瞬間と言って良かった。

 

このゲームのためだけに何人もの人たちが新規でハードを購入したかは分からないが、少なからず確実にいるはずである。それほどのタイトルであるし、この一本だけでも360の価値が飛躍的に向上したと言ってもいいぐらいだった。のち、斑鳩に関してはSteam、そしてPS4とSwitchでも配信され、今でも容易にプレイする事が出来るが、RSに関しては今のところXboxシリーズのみである。

 

ケイブの多くのゲームは後方互換非対応であるものの、この「シルバーガン」と「斑鳩」に関してはすでに実現されており、当然最新ハードであるXSXでも購入、プレイが可能となっている。エンハンスンドには非対応なので、斑鳩などは他機種に比べて見劣りはしてしまうものの、それでも依然としてRSに関してはこのXboxシリーズのみの対応なのだ。正直、シューティング目当てであれば360本体を買った方がラインナップ的には満足出来るのだが、それでも最新ハードで唯一RSがプレイ出来るのはXboxだけ、という意義は実に大きいものである。

 

因みに、私はその頃はあまりゲームには熱心でもなかったので、SSほどやり込む事もなく、まもなく関心すら失ってしまったが、2019年4月にXboxOneXを購入した際、久々にXbox360にも興味を抱いた事から、ソフトオンデマンドでここぞとばかりに購入していったものである。前にも触れたが、怒首領蜂最大往生などはすでにプレミア価格であっため、DL版が格安で購入出来た事には素直に喜んだものだ。

 

また、これと同時に「雷電IV」もようやく購入したのだが、予想以上の名作ぶりにかなりやり込んだものである。さすがに最初はLIGHTモードでも難しかったが、ひたすらやり込んでいった結果、ようやく昨日1周だけはクリア達成したものである。