Xbox360を愛す・その3 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

前に触れたよう、町田のブックオフにて割と格安でダークグレーが印象深い360エリートを購入する事が出来た。初めて購入したソフトは、もちろん斑鳩であったのだが、しかしここでいきなり問題が発生する。私は元アーケードゲーマーという余計な自負を抱いているため、シューティングや格ゲーをパッドでプレイする事にとても抵抗があるのである。

 

しかし、その頃ある海外のアケコンメーカーがマニア達の界隈を騒がしていた。もちろん、かの「ウメハラ」氏がスポンサード契約を結んでいた「マッドキャッツ」の事である。すでにストリートファイターIVデザインのものは発売はされていたが、限定販売(だったはず)なので市場からはすでに消えており、当時入手出来るものはオリジナルのパーツを使用した小型のアケコンのみだった。

 

出来ればトーナメントエディションと称した高級機版が欲しかったのであるが、通常版の発売まではまだ1ヶ月ほどあったため、それまでの間のみという事で小型、通常「猫」スティックを購入し、それにセイミツレバーを換装させて使用していった。ここでミソなのはセイミツレバーという事である。当時、すでにアーケード市場では三和電子がダントツであったが、バーチャファイター2と入れ替わりでゲーセンに行くのを止めた、かつシューティングゲーマーの私としては「ゲーセンのレバーイコールセイミツ」なのだ。

 

TEのガワと三和レバーはかなり相性が良く、別にそのまま使用しても良かったのであるが、どうしても当時はセイミツの拘りが捨てきれず、新品で購入してすぐに換装して使用していった。もちろん、当時としてはその操作感覚が最高だったのであるが、当時はまだシャフトカバー付きが販売されておらず、数年後にはシャフトが錆び付いてしまっていたのが残念だった。

 

話を元に戻すが、プラズマテレビを購入以降、ドリームキャストを起動した事はほとんど皆無に等しかったので、久々の斑鳩、しかもHD画質ともなれば、正直それだけでも本体を購入した価値があった、と思って良かった。それから何を買っていったのかは良くは覚えてはいないのだが、まだDLのみというのは何か抵抗があったため、DL専売以外はほぼパッケージをAmazonで購入していったかと思う。

 

ただ、パッケージソフトにおいてもインストールは必須だった。というのも、ドライブの爆音が異常なまでに凄いのである。これがインストールされるとピタッと止むので、事実上インストール必須だったと言って良い。ならばパッケージではなく、全てDL購入すれば良いじゃないか、と思う所なのだが、当時はまだ「形」としてのソフトに非常に拘りがあったので、ソフトの入れ替えが面倒だと思いつつもパッケージにこだわっていったのだ。