台北・その14 1年1ヶ月ぶりの再会 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

約束の時間が迫ってきたので、
「そごう」を後にしいよいよ最寄の市政府駅へ。

Sueとの待ち合わせは、
MRTのB3出口に19時半だったんだけども、
約束の時間を過ぎても一向に現れず、
不安になってきた所にどこかで見た事のあるお琴が、
「Are you Stephen?」と声を掛けられた。

「I'm her boyfriend. Sorry, she will be late here.」のような事を言われ、
「両親と食べる予定だったのに何故?」とか一瞬思ったんだけども、
後で良く考えたら「両親と一緒にご飯を食べなければならない」とあっただけで、
決して「With you」とは書いてはいなかったのであり、
単にそれは自分の勘違いであっただけだったのですね。

まあそれはさておき、
SueのFBの写真で見覚えはあったのだけども、
いかにも台湾のナイスガイ、のようなイイ男であり、
割とすぐに意気投合は出来たかのように思えます。

しばらくしてSueが息を切らしつつやってきて、
「電話したんだけど繋がらなかった」と言ってきたんだけど、
それもそのはず、頭に国番号の+81を付けずに送ったので、
それは繋がるわけがなかったんですね。

正直、付けなくても気付くのかな、と思って、
あえてそのまま送ったんですけどね、
まあ別に時間通りにきっちり来るなんて日本人ぐらいだし、
無事に再会出来ただけでも俺的には十分でありました。

それからは台北に来て以来、
初めて人に案内されつつ台北101へと向かったのっですが、
「市政府」と言うだけあって、
それまでの伝統的な中華風の建物の風景からは一変し、
まるで香港を彷彿とさせるような近代的な高層ビルが立ち並び、
それまでとはまるで異なる台北の別の一面がそこにはありました。

さすがにまあ香港ほどの高さではなかったかも知れないけども、
それでもこういう風景は久々でしたから、
まるで違う世界に来たかのような印象は受けたものです。

ただすでに20時、さすがに時間的に余裕がなくなってきたので、
周辺を探索する時間適用余裕などなくなり、
そのまま一直線に大目玉の台北101へと向かう事になりました。