From Taipei | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

と、言う訳で待ちに待った9月27日、僕は今海を越えて台北のホテルに居ます。

最近周りで風邪が流行っていて、
自分も鼻の奥が痛むと言う予兆があったので、
物凄く嫌な予感はあったんだけども、
すでに8月下旬に風邪をひいていたせいか、
多少体はだるく熱っぽいものの何とか無事にやって来れました。

で、そもそも何で台湾にやってきたのか、と言いますと、
もちろん元々台湾にも台湾人にも凄く好印象はあったから、
いつかは行ってみたい、って言うのはあったんですよね。

でも、正直言って興味ある国、って言ったら香港しかなかったし、
それに「台湾=中華民国」と言う国そのものへの関心は、
正直あまり高いものでもなかったので、
やっぱり地理的にも近い香港と比べたら...ってなってしまったんですよね。

そんな気持ちに変化が生じたのは、
やはりあの未曾有の出来事がきっかけであり、
どの国よりも早くPray for Japanのメッセージを呼びかけ、
どこよりも早く救援隊を派遣させ、
そして人口と物価を考えたら天文学的数字とも言える募金額、
そして日本ではまず前例がないであろう、
異国のための24時間完全チャリティー番組...。

ここまで日本の事を大事に思っている国がこの世にあるのであれば、
日本人として「何かしら」のお礼、思いを伝えたい、と言う
気持ちが芽生えるのは当然、むしろそうならない方がおかしいのではないでしょうか。

だから本当ならすぐにでも行きたかったんだけども、
俺も2度目の留学から帰国した直後で予算的にも厳しかったから、
それはちょっと無理だったんだけどね、
でも9月ぐらいになればようやく落ち着けると思ったし、
また台湾・香港と同時に行ける航空券もある事を知ったから、
ずーっと計画を練っていて、そして今それがようやく実現に至った訳です。

ちょっと前置きが長くなったんで、
旅日記はまた次回にしますけども、
来て早々台湾人の優しさに触れる事が出来て、
今は本当に来て良かった、そんな思いで一杯です。