回想33・トレーニング | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

前も書いたかも知れないけども、
フィリピン留学の目的のひとつに「痩せる」と言うのもあったので、
大体週3日、午後8時から1時間ぐらい、
有酸素運動を中心にトレーニングしていました。

ランニングマシンとエアロバイクがあって、
走るのが嫌いな俺としてはいつも後者を最低30分、
長い時はそれこそ1時間ぐらい漕いでいたりして、
とにかく体脂肪を減らすのに必死だった。

一応ハンドルにセンサーらしきものが付いていて、
そこから体脂肪や消費カロリーを計れるしくみになっていたんだろうけども、
あいにく壊れていたか、
電池が切れていたかでそれらは動作しなかったため、
さすがにこの時は「POLARの心拍計持って行けば良かった」と後悔したものだ。

俺以外の連中はもっぱらコリアンで、
日本人は同期の2人がたまに来る程度だったんだけども、
後者は必ずヘッドフォンをしているのに対し、
前者は平気でスピーカーを使って、
好みの曲を大音量で流しまくるので、
その辺りで国民性の違いなどを実感したものだ。

もちろん、スピーカーがある以上は、
それを使っていい、と言う事にはなるのだから否ではないんだけども、
意味不明な歌詞を聴きつつ、と言うのはなかなか辛いものがあった。

で、8月上旬に大学生が大量にやってきた時に、
数人の女子大生がやってきたんだけども、
皆真剣に汗を流している中で、
キャーキャーはしゃぎまわれたのにはさすがに辟易し、
日本人としてちょっと、と思ったものです。

まあ、その後実際に話してみると、
さすがに日本では未だマイナーなフィリピン留学を選択するだけあって、
皆真面目で志も高いし、
自分もちょっと色眼鏡で見ていたのは反省もしたんだけどね、
それでも女性は若すぎても駄目だな、と実感もしたものです。

また、ジムの中には当然各種ウエイト器具もあって、
最初はプロテインもなく、超回復に不安があったから、
あまり積極的ではなかったんだけども、
良く考えてみたら授業中は一切体は使わない訳で、
それに気付いた後は結構ハードな事もしていましたね。

まあでも、こういう形でジムに通えたのは久々だったんで、
これも留学での大きな収穫のひとつだったと思います。