DVDによって、
英語字幕が自由に表示出来るようになっていった、って言うのは、
英語学習における劇的な進歩のひとつだったと思う。
ただ、肝心要のブルース・リーの映画においては、
ハリウッド映画である「燃えよドラゴン」でしか表示されていなかったし、
他の4作品は英語字幕がないばかりか、
クオリティ自体も物凄く低かったので、到底買う気にはならなかった。
さらに、「ドラゴン怒りの鉄拳」の香港メガスター版や、
国内版スタジオジブリ映画のように、
英語音声・字幕があっても、字幕が台詞に対応していないものなどは、
ほとんど何の役にも立ってくれなかったし、
自分のように特に洋画好きでもない人間にとっては、
国内版だけでは願望を満たす事は出来なかったのです。
そこで色々調べていくうちに、
同じ映画でもアメリカ公開版ならば、
英語音声はもちろん、それに対応している字幕がある、と言う事を知り、
前述のアメリカ盤DVDが欲しくて欲しくてたまらなくなっていったものだった。
が、ご存知のよう、
日本とアメリカではリージョンが異なるため、
リージョンALLか2が含まれていない限りは見ることが出来ないのです。
そこでリージョンフリーのDVDプレイヤーと言うのが存在する事を知り、
コマンドでリージョン変更可能なプレイヤーを1万円ほどで購入、
同時に念願だったアメリカ盤ブルース・リーBOXである、
「BRUCE LEE THE MASTER COLLECTION」を、
わざわざ新宿のビデオマーケットまで行って購入したものだった。
もちろん見るだけでなく、
英語の字幕を一字一句パソコンに打ち込んでいき、
プリントしたものを真似しつつ練習していきました。
そんな感じで、
少しずつではあるものの、
再び英語学習へのモチベーションが高まっていき、
そしてそんな頃に2chのEnglish板で見かけたスレタイに、
「英語は絶対、勉強するな」の文字があったのです。
それ見ただけでは何の事やら分からなかったのが、
たまたま行った本厚木の本屋さんで同じタイトルの本を見つけ、
そこで初めてそれがこの書籍を指しているものだ、と言う事が分かったのです。
そこで著者のメソッドに大きな感銘を受けた自分は、
早速初級編を購入し、
その後しばらくして最初の1巻目も文庫で購入して行きました。
「これしかない」と思った自分は、
すぐに著者お勧めの「コウビルド」も購入し、
それからしばらくひたすらそれらメソッドを実践していったのです。