2月19日 香港旅行記・その2 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

九龍駅はホームを出たら、
すぐにシャトルバス乗り場まで行けるようになっているんだけど、
前述のように最初から歩いて行く事に決めていた自分は、
あっさりそれをスルーし、
すぐに出口まで向かいました。

が、さすがに主要駅のひとつだけあってだだっ広く、
出口がどこにあるか分からない、
やっと外に出れたと思ったら海、
つまり反対側に出てしまったりと、この時点で大きな時間ロス。

やっとホテル側に出れたと思っても、
自分が一体どこに居るのか把握出来ず、
さすがにここまで来たらもうどうしようもなかったので、
道行く人に地図を見せながら聞いてみました。

香港人はあまり愛想が良くない、
それは店員の態度を見れば一目瞭然だから、
話しかけるのもちょっと緊張はしたんですけどもね。

でもそんな事は言っていられないし、
計4人ぐらいの人に道を尋ねたんですけども、
分からない人もいたものの、
皆親身になって答えてくれたので、
ホント彼ら彼女らには感謝の一言です。

もちろん英語で話しかけはしましたけども、
一応公用語とは言えそんな流暢な感じでもなかったので、
まあ特殊な職業以外の人はこんなもんなんだろうな、とも思いましたけども、
それでも日本に比べたら全然通用する範囲でしょう。

そして地下道を潜り抜け、
5時半過ぎにやっとBPインターナショナルに到着。
すぐにフロントに確認し、
Ckanに電話するとロビーからやってきて、
無事合流する事が出来ました。

ネットで知り合った人とリアルで会う、って言うのは、
日本人を含めてもこれが初めてだったんですけども、
FACEBOOK通じてお互い顔も知っている仲だったから、
別に緊張もしなかったし、写真まんまだな、と思いました。

これが匿名大好きの日本人同士だったら、
こういう出会いはなかなか出来ないだろうし、
そういう意味でも実名、顔写真必須の
FACEBOOKの大きなメリットを感じました。

で、無事ッチェックインを済ませ、
23階、つまり日本式で言えば
24階にある部屋へと向かったんだけど、
もちろん海外のホテルに泊まるのは初めての事だったから、
勝手が分からず、
しょうがないからわざわざ彼女に案内してもらいました。

そして着いた部屋は、
23階の中でも奥の奥、
中を見てみると予想外に狭くて、
ああ、1泊1万円もするのにこんなもんか、と
ちょっとがっかりもしましたけども、
それでも必要最低限のものは揃っているので一安心。

しかしゆっくりしている暇もなく、
すでに相当な時間待たせてしまった事もあり、
着替えと洗顔を即効で済ませ、
いよいよ初の香港観光へと向かいました。

俺は広東語は簡単な会話程度しか分からないから、
当然彼女とのやりとりは英語なんだけども、
チャットしていた時は結構文法の適当さが目に付いたものの、
話してみると俺より全然流暢な感じで、
しかもかなり訛りも強く、いわゆるChanglishだったから、
たまに聞き取れない事が多くてそれはちょっと困ったね。

そんな事も思いつつ、
幼きブルース・リーが良く遊んでいたと言う、
香港でも最も有名な通りのひとつでもある、
ネイザン・ロードを南下し、
途中トラディショナルなおやつをおごってももらいつつ、
MTRのチムシャーチョイ駅へ。

最初は普通に切符を買おうと思ったんだけど、
ガイドブックで「オクトパスカード」、
つまり日本で言うPasmoの存在を知っていたから、
その趣を彼女に伝えると売り場まで案内してもらい、
150香港ドルで購入、
彼女に案内されるまま海を渡り、
香港島のセントラル駅へ。

そして駅に着いて一歩外に出てみると、
そこはまさに香港経済の中心、
日本では絶対に建設出来ない超高層ビルが乱立、
世界有数のグローバル都市としての香港がそこにありました。

Now or never ~今は、今しかないから~

ここに来るまで、
文化的にはフィリピンよりも全然近いせいか、
そういう意味でのカルチャーショックはなかったんですけどね、
でもさすがにこれには圧倒されたし、
しばし言葉を失い見とれるばかりでした。

そんな近代的な街中を歩き、
最初の目的であるヴィクトリア・ピークへ向かうため、
結構キツイ急坂を登りつつピークトラムの駅へと向かいました。

Now or never ~今は、今しかないから~