2月19日 The first time to Hong Kong! | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

この日で学校を後にしたのですが、
正直言ってどういう訳だか、
全然寂しくもなんともなかったんですよね。

もちろんすでに頭の中は香港一色だったので、
それ思えば仕方のないことかも知れませんが、
それでも前回があれだけ寂しかったのにも関わらず、
何で今回は…とさすがに不思議に思えましたね。

あまり良い思い出がなかったのと、
セブ滞在も飽きて新鮮味がなくなった、って言うのが
やっぱり大きいと思うんですけどもね、
なんでそんな思いを馳せつつ午前10時過ぎに学校を後にしました。

あっさりチェックインを済ませ、
ちょっと外で休んでから中でずっと待っていたのですが、
離陸予定時間を過ぎようとしても、
何のアナウンスもなく若干のあせりが。

念のため聞いてみたら、
ここに居る人は全員同じ便待ちと言う答えが来て、
とりあえず安心はしたけども、
予定時刻を過ぎても何のアナウンスもお詫びもないなんて、
いくらフィリピンとは言えさすがにそれはないな、と思った。

ひとりだったらまだしも、
こっちは人をこれから待たせる訳だからね、
それを考えたら正直ただ事ではなかったよ。

まあそんな事もあって、
20分遅れぐらいでやっと搭乗、
機内はさすがにキャセイパシフィックだけあって綺麗で、
機内食も美味しく備え付けのモニター機能も豪華で申し分なし。

そして前回は日本人のFAはみかけなかったんだけど、
今回は自分の近くには「日本語」の名札を付けた、
Hさんと言う方がおられました。

別に日本語使ってまで、何てシチュエーションはなかったから、
話す事はなかったんだけど、
さすがに国際線を担当出来るだけあって、
英語はペラペラ、普通に凄いな、と思って見てましたね。

途中香港人男性のFAに、
トイレはどこですか?と質問したんだけど、
その時は英語だったものの、
それから日本語で話しかけてくるようになったんだよね。

何で日本人だって分かったのかは知らないけど、
ぶっちゃけ国際線において
日本語なんてさらさら使う気なんてないから、
正直何のありがたみもなかったね。

そんな事もあって、
行きよりも早くほぼ2時間ちょいで無事到着。
しかし何か外が暗いな、と思っていたら、何と雨。

と言う事はもし大雨でも降られたら、
せっかくの観光も台無しに…?

そんな不安を駆られつつも、
だだっ広い空港をひたすら動き回り、
入国審査へと向かっていったんだけど、
やはりと言うか周りは日本人だらけ。

俺は外国に出ると、
「日本人とは絡みたくない病」が発症してしまうから、
ホント日本語聞くとうんざりしてしまうんだよね。

せっかく念願の香港なのに、
何で日本語聞かなきゃいけないんだよ、と言う思いに駆られつつも、
到着した事を知らせるため、
携帯からFACEBOOKを通じて早速Ckanへ連絡。

すぐに返事が帰って来て、
予約したBP internationalのロビーで待ってくれるのこと。
しかしその時点でまだ入国審査待ち、
これからエアポートエクスプレスに乗って、と思うと、
一体ホテルに着くのは何時になるやら、とまた不安に駆られる。

そして何事もなく審査を通過し、
荷物を引き上げ両替所へ。

空港はレートが悪い、と知りつつも、
香港ドルがないとどうにもならないので、
とりあえず5000円を両替。

正直両替しなくても、
新生銀行のカードがある以上、
PLUSのマークがあるATMならどこでも降ろせるし、
しかもレートもそこそこ良いから、
無理して両替しなくても良かったんだけどね。

でも「地球の歩き方」では、
両替に大きくページが割かれていたんで、
それが頭にあったせいかどうしても両替を選択してしまう、
そしてこれが後に、
大きなミスに繋がるとはまだ知らない…。

で、横にインフォメーションがあったんで、
一応エアポートエクスプレスの乗り場を聞いてみると、
ただひとつ答えは「There!」だけ。

香港人は無愛想と言う事は知っていたから、
別に驚きもしなかったけど、
まあ実際に触れてみて改めてそれを実感。

そしてエアポートEXPへ。
セブには電車はないから、
電車好きの俺としては最初の楽しみのひとつだった。

座席もロマンスカー並に気持ち良いし、
窓から見えるランタオ島の景色も、
また違う香港の一面を見れた感じで、
そんな興奮を抑えきれぬままCkanにも定期的に連絡。

そして約25分、九龍駅へ。

ここで何のためらいもなく
シャトルバス乗り場へ向かったておけば良かったものの、
地図を見たら十分歩いて行ける距離に見えたせいか、
はたまたセブで歩く癖が付いてしまったせいか、
徒歩でホテルを目指す事にしたんだけど、
これが大きな選択ミスに繋がってしまった訳なんですね…。