モール内にはもちろんDVDショップもあったんだけど、
これも色々な意味で衝撃的だったよね。
どちらも複数件あるんだけど、
アヤラの方は同じ階にしかもほぼ目と鼻の先にあって、
さらにラインナップも大差ないのだから、
まずこれが意味不明。
そしてこれは全体的に言える事だけど、
スペースに対して異常に店員が多く、
しかもすぐに近寄ってくること。
多分万引き対策か何かだろうと思うけど、
正直ウザイ事この上なし。
大阪に修学旅行に行った時も、
すぐに話しかけてくるなあ、とか思ったけど、
こちらは比じゃないぐらいにそれ以上。
そして一番厄介なのが、
日本みたいに俳優やジャンル毎に整理されていないので、
どこに何があるのかテメエで探さないといけないこと。
さすがに香港映画のVCDなんかは
ある程度まとまっていたけども、
DVDのセール品とかになると本当適当に積んであるし、
しかも横に積んでて奥にもあったりするから、
日本の細かいぐらいまでの配置を知っていると、
もうホント笑うしかねぇ、って言うぐらい適当。
でもやっぱり一番驚いた事と言えば、
未だにVCDが圧倒的に在庫を占めている事。
日本ではセガサターンのユーザーぐらいしか
その存在を知る事はなかったのでは、
と思うぐらいマイナーでしたけども、
東南アジアでは発売当初から爆発的に
普及していたみたいで、
未だに新作映画がVCD化されているほどなのです。
もちろんラインナップもDVDの比ではなく、
特に昔の香港映画の
オリジナル英語版がそのまま収録されていたりするから、
タイトルだけ見れば本当に魅力的なんだよね。
だからちょっと食指が動いたけど、
でも昔ヤフオクで買った時、
その画質の悪さとPALマスターの早回し、
さらにシネスコサイズなのにテレビサイズ、
そしてチャプターなしと
ディスク入れ替えの煩わしさなどなど、
圧倒的なデメリットの多さが
すぐに頭をよぎってきましたので、
75ペソと格安ながら結局何も買いませんでした。
なんで計6件ぐらい回ったのにも関わらず、
買ったのはレッドクリフの英語版と、
マッハ2、そして新怒りの鉄拳の英語版のDVDだけでした。
ただ上記全ては当然日本では入手困難なので、
見付けた時はすぐに手に取りましたね。
なんで期待感一杯で再生したのですが、
レッドクリフは画質劣悪な上
何故かビスタサイズにトリミング、
マッハ2は4:3テレビサイズ英語音声なし。
新怒りの鉄拳はオリジナル英語音声はいいとしても、
今の時代に4:3シネスコだったし、
いくら安いとは言ってもこれでは全くの期待はずれでした。
まあ日本みたいにHDが主流な訳でもないし、
仕方ない面もありますけどね…。
そんなブルーレイもあるにはありましたけども、
こちらでは一般層には手が届かない代物だと思うんで、
ほとんどの店で鍵付きのケースに収まってました。
因みにレッドクリフの英語版は、
2本を1本にまとめたものだから、
気軽に見るのはいいかな、と思ったけど、
重要なシーンまで端折っているので、
やっぱり分けてちゃんと見た方が面白いと思う。
まあ当然と言えば当然ですけどね。