
うれしいことが会ったので、久々にブログにのこしたいと思いました。
最近少しずつ走るようになってきた。とはいっても・・・
3㌔ぐらい走るにも、途中休憩をいれないと走れなかった。
そういうのを続けてきて、やっと、今夜皇居1周、つづけてはしった。
そのタイムが・・・38分37秒。
たぶん、初めて皇居を走ったころと、はるwおそさw
病後、3回目くらいになる皇居ラン。
1回目は、2回休憩&ウォークをいれて実質走ったのは3㌔、
2回目は、もう少し頑張って、2回あるいたけど、4㌔ははしったかな。
そして、今回は、休憩ゼロ。なんとか、最後まで走りきりました

ふつうの人がけがして走れなくなって、また走るようになって、タイムがおちてたらがっかりするのかもしれないけれど、わたしは、それとは状況が違う。
もう2度と走れないかもしれない。というか、痛みにつきまとわれ、走るという発想さえなかった。
すべてを諦めて、どん底だった頃の自分を知っている。

あの惨めな気分が、しみついてるから。
一度死んだ・・・と、いったら大げさですけど、初めて皇居を走りきって感動した、あの頃の体験を、おかげで、もう一度やってるんです。
すべての初体験は、どきどきだし、とてもうれしい。
それは初めてだから。
つまり、わたしは走歴10年になるのに、初体験を2度あじわってるんです。
きょうもね、走りながら、「いたい、やめたい、つかれた、でもがんばりたい」
その繰り返し。心の声がうるさくて、耳をふさぎたくなるくらい。
けど、そんななか、空に浮かんだ。月。
おぼろ月夜みたいな、かすんだ月の美しさに目を奪われたら、心の声がしーんとなって、ただ走ってる自分がうかびあがってきた。
あー。わたし、走ってるじゃん。
そして、まったく不意打ちにいろんなことを思い出す。
皇居って、わたしのランニング人生がつまっていて、
大学時代からの親友、よしこちゃんと、ちかこをと一緒に走った毎週土曜がとてもたのしかったこと。竹橋の坂を、「ビール、ビール」とかけ声ではしったこと。
それから本当、ランニングのおかげでつながった人、支えてくれた方がたくさんいたこと。
川口能活さんににてるお兄さんのこと、ココラさんと坂をはしったときのちょっとした会話、熱くてだれてたら、岩本さんが千鳥ヶ淵でOS1くれたこともあった。
STEPのスナップ取材してたら、偶然うだちゃんにあったこと、仕事をぬけだし東谷にいろいろ仕事の愚痴をきいてもらいながらはしったこと、レオも。ラフィネの木村さんにも御世話になったり、小西コーチやヘレン梅、ごっちゃんともはしった。朝のラン教室で、はだしの吉野君とも走った。隆介のイベントではしったり、あっこちゃんも、そのおかげで再会できたり。ふと走ってるとやけに偶然塚本さんにあったりね。今のキャタピランRCのメンバーは一緒に走れてない人の方が多いけど、最初のほう、がっきーさんとか、あっこちゃんとか、あと、みゆきちゃんとはしったり、ランウォークスタイルの武くんとノルディックウォークもやったり、走馬灯のようにいろいろ人がでてくるから、死ぬのかとおもった。
(死ぬ前ってそうなるっていうよね?)
足がむくんでる、つかれてる、くるしい、きょう薬飲んだ日だから、副作用あるかもしれないし・・・ネガティブモードにもなる。
走らない理由、やめる理由はいくらでもあるんだけど、皇居という場所、そして走馬灯の出演者たちのおかげで、半蔵門までたどり着きました。
走りきると、いやなことなんて覚えてない。
この汗だく感。小さな細胞単位にしみわたる幸福感。いろんなことが、どーでもよくね?って思っちゃう開放感。めくるめく幸せをわたしは、もう一度、あじわうんです。
10年前のあの頃みたいに。
走るのは大好きすぎて、STEPだして、番組の企画書もかいて、走る魅力を書いて伝えるために会社をたちあげた、あの時のマグマとしか言えない衝動
ふつうの人生なら1回だけど、わたしは、それをもう一度あじわえてる。
病気という災難にも、感謝できちゃう。
でも、初皇居ランは、がむしゃらにがんばっただけだけど、
今回の病後の初めての皇居ノンストップランは、今夜一緒に走ってくれた三谷くんをはじめ、実質的には一緒に走ってないけれど、思い出的には一緒に走ってくれたような、みなさんのおかげ。
だから、初めての時くらい爆発的にうれしいけど、+じっくり煮込んだみたいな、しみじみとした嬉しさもあるのでした。
こんなレベルではありますが、皇居40分くらいかけてもいいのなら、一緒にはしってください。
本当に幸せな、38分37秒でした。
ビールがげきうまざんす。