お恥ずかしい話だけど、初フル以来、ちゃんと満足して走れていないのです。
初フルは、本当にがんばった・・・。5時間7分と遅いけど、でも、今でもあのレースのことを思い出すと、涙がでそうになる。
わたしにしては、とってもがんばった。だから感動したんだなぁ[E:weep]
初フルの感動は二度と味わえないかもしれないけれど、でも、きょうふと走ってて思った。
感動の量 = 頑張り具合 なのだと。
今シーズンはかすみがうらしか、ちゃんとフルを走らないので、これを大事に走らなければ、また1年、先送りになってしまう。
なので、かすみがうらは、わたしなりに、がんばろうと決めた。
今、走るスケジュールをいろいろとたてていて、とりあえず、今週は、10キロ×2日
20キロ×1日。この3日の練習が最低ノルマになっている。
先日金哲彦さんにexermusicのイベントの後の懇親会で、
「週に、10、10、20・・・で、40キロ走ったら、4時間半きれますか?」って質問した。
金さんの返事は、
「練習内容によりますけど、ほぼ大丈夫でしょう。もっと速く走れます」とのこと。なので、とりあえず、今週は、それを目標に走ることにした。
そして、きょう仕事が終わるのが遅くて、走り始めたのは、夜9時。皇居もがらがらです。
わたしは、時計をなくしたままもっていないので、タイムはわからないのだけど、体感でいえば、最初の1周は、おそくても31分台。かなりリズムカルに走れました。
そして、2週目、一緒の走ったスタッフのMくんがフルを走って2日目なのに、「スピードアップしましょう」っていってきたので、ビルドアップになりました。
半蔵門から、竹橋までは、キロ6分はきってるペースで、1周目のときよりは、カラダもあたたまっていたので、さっくりと走れて、その坂から、お互い目で合図。そのとたん、M君の姿は見えなくなりました。わたしは、1人だったけど、とりあえず、追い込めるところ、がんばれるところまで、がんばろうと、ぜいはあ。いいながら、その後2キロを走りきりました。
夜遅いので人もそんなにいなかったけど、目の前にピンクの上着をきた人がいたので、その人を追い越し、あー、もうだめって思ったけど。
自分の足に、
「まだいける?」ってきいたら、足がくるくる動いた。
でも、心肺は、もう、しぬーって返事。
久々にがんばったら、カラダと対話ができました。
で、10キロ走ったわけだけど、すごい充実感。
金さんが、「内容による」っていってたけれど、きょうの内容はよかった気がする。
10キロのうち、5キロはウォーミングアップもかねて、またリズムをつかむために走って、体が慣れたところで、2週目からのビルドアップ。だんだんペースアップして、竹橋の坂からは、もう、「ぜいはあ」です。心肺の泣き声のように、ぜいはあ、はあはあ。っていうのをききながら走ってました。
で、走ってる時は、もう、嫌!って思うのだけど、走り終えて思ったのは、当たり前なんだけど、頑張った分だけ、超きもちいー!!
今年のスローガンは、ランナーとしての初心にかえるかな?
わたしは、自分で頑張った分だけかえってくるランニングの魅力にとりつかれて、虚弱体質運動神経ゼロの文科系女だったのに、35ではまってしまった。その1年はがんばってはしったけど、STEPだして、会社つくって、なれないことと不況と、自分のダメさに、死に物狂いで仕事して、どうにか1年半。
まだまだ先は見えないけれど、仲間も、応援してくれる人も、STEPを楽しみにしてくれる人もできて、また初心にかえりたくなりました。
すっきり 楽しく 美しく走る!っていうコンセプトだけど、すっきろ、楽しく走るのは、ファンランももちろん大事だけれど、きょうみたいに、とことんおいこんで走って、自分のカラダと会話して、時の刻みと、心臓のばくばくが一緒になった瞬間、あー、生きてるぜ!って思える、そういう自分にあえることが、すっきり、だったり、楽しくにつながらのかなーって、
また思い直したりもしました。ランニングって、本当に、奥深い。
かすみがうら、とりあえず、がんばりまーす!がんばりたい!って久々にエネルギーがふつふつとしてるので、この思いを大事に、仕事に負けず、流れていく時間にまけず、わたしは、走りたいです。