きょうは、話が長引きそうなので、あらかじめ・・・2回にわけて書こうと決意。
本日、お昼すぎから、うわさのアシックスランニングラボに行ってきました!!
神戸にしかない頃から行きたいと思っていた、ラボっす。
「アシックスラボ」とは、自分の走る力を科学で実証してくれる「ランニング能力測定」。
映画マトリックスのような真っ白い部屋に、走ることについての分析マシーンがいくつも置いてある。未来を楽しく走るためのヒントを、そのマシーンは導きだしてくれるんだけど、わたしって、ランナーとして、「のび太」なので、その未来さにどきどきした。
こちらは、足の骨格や柔軟性を計っていただいているところ。担当の久保さんは、数少ないいいところをほめ、悪いところは、「改善余地のあるところ」と希望のある言い方をしてくれる
のび太のわたしにとっては、ドラえもんです。(女性だから、ドラミちゃんかも)
ちなみに、わたしは、身体は幼少の頃から、ばあさん並みに硬いのだけれど、硬いのは、ハムストリングや、アキレスで、足首の柔軟性はすごくあるそうだ。
ハムストリングが硬いと、腰痛になりやすいとのこと。
つづいて、こちらは、太ももの前と後ろの筋力とバランスを計る機械です。
筋力のバランスとして、理想は、前:後=10:7!
わたしの足はその理想に近いバランスだった。ハムストリングは、マラソンにおいては、推進力になるんだけれど、それは、体重から割り出された平均以上の数値。
いろいろと聞く。
「この平均っていうのは、ランナーの平均ですか?」
「この筋力をキープしたまま、体重を落とせば、かなりいいってことですよね」
どちらも、答えはYES!
そして、呼吸&フォームをチェックしながらの「持久力測定」もあります。
どんどんと速度をあげていきながら、呼吸とフォームをチェックしてくれる。
前後、横、上の4箇所からカメラがフォームをみてくれる。
1分ごとに、時速をアップさせて、もうきついなーと思った時点で、終了の合図をだす・・・というもの。
こちらでは、男性の草山さんが見てくださった。
全速力になる一歩前でやめるとちょうどいいらしい。
これは、ランニングにおける「AT」を測定してくれるんです。
ATはAnanerobic Threshold の略で「無酸素性作業閾値」。
つまり、楽なスピードではしってるうちは、有酸素的な運動だけど、あるスピードを過ぎると無酸素的な運動に変わりますよね。その変換点をATというのだ。
これを測定することで、フルマラソンをはしりきれるタイムがはじき出されるのです。うーむ、お勉強になりました。
測定がおわった時点で、いろいろとお話もできるけど、このATに関しての詳細は、10日後くらいにわかるのです。
で、このアシックスのランニングラボのすばらしさを実感したい方におすすめなのは、担当者とできるだけ話すこと!
ランニングラボシニアコンサルタントの草山氏に、この数値をあげるために、どうすればいいの???っていう質問をいっぱいした。久保さんにもいろいろ測定してもらいながら、質問ばかりしていた。
するとね・・・。すっと、心に響く回答が帰ってくるのです。
ラボにいるスタッフの皆さんは、「走るのが大好き」な方ばかり。そして、ランニングにおける、知識も経験もすばらしい方なので、それは、絶対にきかないともったいないと思うのです。素朴に思ったことを、どんどん聞けば、いろいろと教えてくれます。
きょうは、いっぱい名言にあったのだけれど、ストレッチの話になったとき、草山さんが発した言葉、これが、心に残ってる。
「ストレッチは、お皿荒いです」
は???と思うかもしれませんが、ランニングを食事だとおもってください。
食事の後、お皿はほっておくと、汚れはこびりつき、どんどん落ちにくくなる。時間の経過と比例して、汚れは落ちにくくなる。でも、食事してすぐにお皿を洗えば、簡単にきれいに落ちますよね。
この汚れは、ランニングにおける「疲れ」と一緒!!つまり、はしった後、すぐに、丁寧なストレッチをおこなうことで、疲れは残らないっていうわけです。
きょうは、2日あけてのランニングだったためか、トレッドミルではしってて、苦しいけれど、それを気持ちいいと思えてる自分にあえた。
つまり、調子がよいってことなのだ。
そして、いっぱい貴重な話をきけた。
数字でいろいろと出されると、遠くから自分を見つめてる気分になれる。わたしの体の未来に対して、じゃあ、こうしてやろう!といういろんな対処が浮かんでくる。
1年後とか、2年後に、この数値がどうなっているのか?すごく楽しみになってくる。そして、そんな個人の走りに、心をこめてアドバイスをしてくださる草山氏に、ありがたいなぁっておもっちゃう。
1、2時間のことなのに、走り始めた頃から、今、そして、未来の私のことまで、なんとなく考えてしまって、こりゃー、すごいなっ!って思ったわけなのです。