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>2ヶ月ほど前からブログ読んでます。軽い過食症ですが、あやさんのおかげで落ち着きつつあります。
>ありがとうございます。
>匿名さんのメール、あやさんのお返事読みました。
>今回のやり取りをブログに載せる必要なかったのでは?と思いました。
>匿名さんの経験とあやさんの経験が違いすぎて、会話が噛み合ってるのかな?と疑問を感じました。
>ご自身の経験から伝えられることは伝えたいのかもしれません。
>それなら個人的に返信すればいいだけで、 公表する必要はないと思います。
>なんだか焦って、気持ちはわかるよって必死に書いているのを感じて、私は悲しい気持ちになりました。
>ランキングですが、出版のためなのでしょうが、 焦ってランキングあげて、それで出版できたとしても、
>苦しくないですか? とても悲しくなりました。

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みんな優しいから書かないけど、こんな風に思ってる人もいるだろうと思うので、ちゃんと私の気持ちを伝えておきます。感じ方はそれぞれだから、説明してもダメだったらそれは仕方ないと思う。 けど、説明もせず私の思いがつたわらずに寂しい気持ちにさせてしまうのは私も悲しいから、私の思うところを正直に書いて見たいと思います。


本当にそうかもしれないなあと色々考えました。

ただ、やっぱりいまの私には、数あるコメントやメールに全部一つずつ返信したい!って思いばかりで、物理的余裕(時間と体力)が追いつかないのが現実です。
私ができる精一杯は、一人でも多くの人に見てもらえる手段で書くことを優先して時間を使うこと。そう判断しました。
一番は記事本文、次にコメントの返信。メールの一人一人へのお返事は残念ながら手が届かず、お返事をするならメール本文でお答えすることにしています。どこかに参考にしてくださる方がいるかもしれないからです。
個別にお返事できないこと、場合によっては記事内でお答えすることについては、私のメールアドレスを記載しているページにも明記しているので、それに同意してくださった人だけがご相談をくださっています。
昨日の記事では省略していますが、匿名さんも記事で取り上げたことについて、お礼の言葉をくださっており、その上で記事で答える前にこれを呼んで欲しいということで二通目のメールをくださいました。

それと、今回私が匿名さん記事を取り上げた理由としては、痩せ薬、下剤の危険性とともに、
書かなければいけないとおもいつつ、私自身逃げ続けてきたテーマを書くチャンスだと思ったからです。

強すぎる”キレイになりたい思い”が生み出している、数々の苦しみが含まれていました。

性的逸脱行為や盗み、万引きについて、美を追求するためのお金や過食代をかせぐための手段を選ばなくなってしまうこと、本当に欲しいもの(美なのか、恋なのか、愛なのか)がわからなくなっていることなど、悩む人が多いとわかってるのに、私自身に勇気がなくて、ずっとかけないでいました。 
うまく説明できなくて、摂食障害者の偏見をつくってしまったらどうしようと恐かった。
それと、摂食障害といってもこうした問題とは縁のない方のなかには、 「私はそんな症状はない、病気のせいにするな」という意見もあります。だから、私が「気持ちは分かる」とか「病気が治れば治るもの」とかくことで、また混乱するのが恐くてこれまで引っ張ってしまいました。  昔、甘やかすな、摂食障害のせいにするな、って、すごく荒れたことがあったの・・  ズルイですね、ごめんなさい。。


私とこの方の経験はあまりに違う・・・とありますが、確かに違いますけれど、私も全て自分の経験をここに書いてるわけではありません。
私は一部では身元を公開して活動しているため、過去のこととはいえ個人的な情報をネット上で公開し、自分の家族にまで嫌がらせがいったら・・って考えると、個人情報は全て書けないのです。 ごめんなさい。
実は今も書いたけど、やっぱり消してしまいました。
自分のことも話さないで、気持ちは分かるよ。。。なんて、いってごめんなさい。

でも書いていないことを含め確かに匿名さんとは違うけど
私も「自己コントロール不能の状態」の恐さは体と心で覚えているよ。

匿名さんと同じような気持ちで悩む方とも、沢山お話をしてきました。
みんな、ボロボロになって苦しんでおられました。

ある方は、20年も前に裸でメディアに登場してしまった映像が、今でもインターネットで流出しているという状態で、せっかく出会った「愛する人」との 関係がギクシャクしてしまうと苦しんでいたり、美しくなるためのお金や過食代を稼ぐために、風俗や水商売で体も心もボロボロになってやっとのことで生きて いる方からもいらっしゃいました。。 

またある方は過食嘔吐のピーク、会社でも働けなくなって、収入がなくなった頃に沢山のお金が過食代に消えて行く生活をしていたのですが、ある日万引きでつかまりました。警察で「人間のくず」「死にたいなら死ねばいいじゃないか!」と怒鳴られ、”本当に私は生きる価値がない”といって自殺する事ばかり考えていました。”摂食障害の本には病気が治ると同時にすっとやらなくなる。。と書いてあると説明しても何十年も治そうとして治らないのにいつ治るかなんてわからないし、また何をやるりだすかわからない自分が恐ろしい”といって、自殺未遂をしました。

ある方は愛人業をかけもちする生活をおくっていました。高価なプレゼント、海外旅行、なんでも与えられていたけれど、心が満たされる事はありませんでした。美しくしていれば尽くされる、なくしたら見向きもされなくなると恐くなり、生活を犠牲にしてまでダイエットに励み、そのためのお金はまさか愛人にもいえませんから、好きでもない男性を何人も掛け持ちするようになっていきました。 彼女は「廃人化した私も全部受け入れいつも懸命に話を聞いてくれて、その時の私にはその人が必要だから」と一人の愛人を必要なものといっていたけれど、そのために痩せていなければという思いを強め、さらにダイエット地獄から抜け出せない生活をしていることに気づく日がきました。 
私の知人には「愛人」を複数持ちながら、独身をとおして「楽しく」生きている人もいます。(元)ホステスもホストもいます。それがいいとか悪いとかの議論はここでは別にして、彼らはその生き方が本当に自分にはあっていて、楽しいのだ、と自信をもって楽しんでいますが、摂食障害の方はそうではありません。
自責の念に苦しんでいます。あるいは過度のストレス状態から身を守るため苦しみや辛さを感じる心さえ麻痺してしまっている場合もあるけれど、そんな自分をどこかで「汚い」と評価しているので根本的に違います。

私自身も本当はここには書けないけど、自分のコントロールができなくなって、常識的に間違った事をしてしまう自分に絶望し、こんな自分は死ねばいい、明日こそ目を覚まさなければいいのにと思い、死ねない自分が情けなく、過食嘔吐とともになんとか息をつないでいた年月がありました。

そんな過去の体験を踏まえても、確かに彼女と私の体験は違います。
でも、それはみんなそうですよね。みんな違う。

みんなそれぞれ違った人間関係、違った経験のなかで、「痩せれば解決するのに」という気ちを育ててしまっている点や、”日常生活に支障がでるまで痩せたい気持ち、やせる快感に頼らなければいけないほど傷ついた心”は同じだと思うのです。 
体験も一人一人違うし、感じかただって違うでしょうから、皆さんの気もちを完全に分かってあげる事なんてできません。それでも、私の想像力が届く範囲でお答えしたいと思っています。 

具体的な家庭環境や経験は違っても、”外見さえ手に入れば解決するのに” という切羽詰った辛い気持ち、それを追い求めれば追い求めるほど苦しくなっていく気持ち、苦しすぎて自暴自棄になってしまう気持ち、ホントに自分が欲しい「愛情」の存在すら知らなくて求めることすらできなくなる状態、だから結局外見に解決を求めてしまい不幸になっていくという悪循環、さらに損な悪循環に気づけない(認めたくない)ココロの状態やその辛さ、そいういうのは私なりに想像できます。 
辛さになれてしまって、ボロボロの状態が辛いとも思えず、ただ外見の固執と過食に明け暮れてしまう状態も・・・。

全部をわかってあげることはできないけど、”生きるのが辛い気持ち”は分かる。

的を得た答えでないかもしれないけれど、何か一つでも、読者の皆さんのなかで一人でも、何かに気づくきっかけになれたらいいなと思う。今はわからなくてもいつか思い出してくれたらいいなと思う。

あの時必死に求めていた見た目の美しさや、それがなければ不幸せという条件付の幸せを追い求めていたから、辛かったんだ、ということを認めらるようになるまで何年もの月日がかかりました。

若い頃付き合っていた人に、私のどこが好きでつきあってるの?ってきいて「外見とセックスの相性。性格はとろすぎてイライラするけど」とか言われたり(別に美人でもスタイルよかったわけでもないけどたまたまタイプだったと言う事だと思う)、私だって年取るよっていったら「34才くらいまでは大丈夫なんじゃない?」とか言われてたことが、ずーっと、最後まで私の中にのこってた。「女の子の中身なんてみんな同じだよ」って言った人もいたっけ・・。
若い頃は男見る目がなかっただけなんだけど、自分に自信がなさすぎて、そんな男こっちから願い下げ!っておこれなくて、ああやっぱり外見なのねって自分を痛めつけて苦しいダイエットしてた。

美しい外見がなければ愛されない、幸せになれないという気持ちと苦しみ、それにともなう摂食症状。
会社もつづけられなくなって、月に15万以上の過食代がでてきました。
親が危篤でも家が火事になっても食べ続ける自分の摂食症状と痩せたい気持ち。
そんな異常な状態が治るとも思えず、それでも親に助けを求められずに蓄積していくストレスは想像を絶する世界でした。

そんな私でも、大勢の視線を集めることよりも、大切な人と美味しいねとかこれまずいとか言いながら食卓を囲むことができることに対して、涙が止まらない位の幸せ感を実感できる日がやってきました。
今だって、あの頃を思出だしては普通に息をして食事をして笑える今の幸せに泣いちゃうことがある。
みんなにも早くこの幸せを感じてほしいと思っています。

この昨日一昨日のメールをとりあげた理由と、このちょっとディープな問題についての私の思いはこんな感じです。


ランキングは今は出版のためじゃないですよ。
関係者の方にはもう無理しないでいいよって言ってもらってますから。 いつもクリック数をみて記事の内容を書いてたのに今はしてないので、昨日はここのとこちゃんと調整してないからかなあ~と思ったから、そう書いたの。
勿論、この点もコメント返信も手抜きしたり更新休んでるし、今までのように順位キープはできなくても、上位でいられたらそれにこしたことはないと思ってますが。 10月半ばからは本当にかけなくなるので、今のうちに見てもらいたい、という思いが一つです。
あとで、ランキングに対する私の考え方もキチンとまとめてお伝えしたいと思います。
また詳しくはあとでね。


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