月曜日にキッチンシンクが詰まりましてガーン、プランジャー(あのスッポンカップのことです)を使ったりしたんですが、どうにもならず、水道屋さんに電話しました。

 

一番早くて木曜日にしか行かれない、と言われガーン。あいにく木曜日は予定がギッシリで、仕方なく金曜日に来てもらうことにしました。

 

月曜日はまだ余裕だったんですよ、洗い物しなくていいなんてサイコーとか思っていたのですが、甘かった。

シンクが使えないということは、まな板も包丁も洗えないし、しかも野菜も洗えないってことなんですね〜。いちいちバスルームの小さいシンクまで行くのも面倒だし、小さいシンクでフライパンは洗えないじゃん!

その上、紙皿と紙コップの味気ないことったらえーん、仕方なくあり皿全部使って、汚れを落として食洗機に入れておくことにしました。

アメリカ人って食洗機が一杯になるまで汚れた食器を入れたままにしておいて平気なんですよね。私はそれがどーしても嫌で(湿気が多い国から来たせいですかね?)、汚れだけは落としました。

 

そして、待ちに待った金曜日、水道屋さんが来てくれて修理してくれました。ついでにシャワーの調子も悪かったので見てもらいました(こちらは部品を注文中)。もう御光がさして見えましたよ。

 

ああ、洗い物をしなくて済んでラッキーなんて思ってゴメンなさい。こんなに不便になるとは知りませんでした。これからは感謝しながら、心をこめて皿洗いします(←いつまで持つか?!)。ひな祭りの宣言です。

 

 

Palliative care のドクターとの診察でした。(日本語だと疼痛専門医になるのかしら?それとも緩和ケアドクター?Carrieさん教えてください!)

 

いやー、西洋医学って切ったり貼ったり焼いたり、抗がん剤を処方したりと、積極的に治療するだけだと思ってましたけど、そうじゃないんですね。夫のように積極的治療の選択肢がない人のためにも開かられているんですね。

 

Dr.Lの問診の仕方ったら、直球すぎず、でも的を得ていて、こんな風にコミュニケーションを取ってくれるドクターには今まで会ったことがなかったです。さすがですね。

そして、夫の場合は急に痛みが出ることはないだろうということ、痛みが出てきたら鎮痛剤を処方してくれる、抗がん剤が抜けてきたらもうちょっと元気が出るだろうということを説明してくれました。

そして、ホスピスサービスを利用するにあたって、現状で必要のないものは断っても問題ないこと、あくまでも本人と私とで、どんなサービスを利用するかを決めるべきだとアドバイスもしてくれました。

 

Dr.Lに惚れ込んで、かかりつけ医になっていただくことにしました。夫のQOLを最優先してくださるドクターにお任せできて、ホッとしました。

 

とはいえ、日常とは淡々と続くもので、変わりなく生活しています。

 

 

 

 

 

 

夫の腫瘍内科医との診察の日でした。抗がん剤を1ヶ月休薬していて、治療を続けるのか止めるのか決める日でした。

 

夫の中で抗がん剤はもう止めようと迷いはありませんでした。副作用とQOLのどちらかしか選べないのなら、QOLを選びたいと決めていました。

しかも、先週受けたCTスキャンの結果、肝臓の腫瘍が大きくなっていることがわかりました。副作用で辛い思いをしたのに、結果が出ていないこともあり、1000%の確信になりました。

 

腫瘍内科医は、「治療を止める=死」ではないので、質の高い生活を送れるように、ホスピスサービスへ照会してくれて、明日には疼痛専門医と会うことになりました。幸いなことに、現時点で痛みはないのですが、今後必要になった時のための顔合わせです。

 

夫は祝杯と称してウナギを食べとります爆  笑

私としてはショック半分、安心半分ってとこですかね。副作用が早く抜けてくれて、もう少し食べられるようになることを願うばかりです。