【ツイート①】

記事《よく悪口を言う人ほど「不幸になる」科学的根拠》(https://news.yahoo.co.jp/articles/fa39c71828aba0b1c96368f315545dabdd9fbb1b)

なぜ人は、悪口、誹謗中傷が好きなのでしょうか?東フィンランド大学の研究によると、世間や他人に対する皮肉・批判度の高い人は認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍も高い結果に。また、悪口を言うと、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌。悪口を言っているときは同時にストレスも感じている》との記事。

精神医学では「愛着が不安定だと、ストレスに対して過敏でもろくなり、うつ病等の精神疾患や自殺に結びつく」(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12238702863.html)とされているそうです。更に乳児期の愛着が不安定だと、「基本的安心感」が不足し、成人後も慢性的な安全欠乏状態になるとも言われているが、それが他者への悪口となって現れているのかも知れません。


【ツイート②】

記事《キックスクーター4歳男児、軽トラ下敷き ジャッキで救助も死亡》(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200814-00429735-kyt-l25)

《男児がキックスクーターで家の敷地から道路に出たところ軽トラックにぶつかり下敷きになった》との記事。

最近相次ぐキックスケーターの事故。果たして、所有している子供の保護者は適切な指導をしているでしょうか?

 また、家の敷地からの飛び出しについては、キックスケーターに限らず、道路のすぐ脇に建てている家が多いので、その家庭での指導は必須だと思います。


【ツイート③】

記事《おぼれた女児を助けたのは 居合わせた小学生3人 女児 意識取り戻す 静岡・葵区》(https://news.yahoo.co.jp/articles/4ce9f010468d99908aa6f73a0b65864ecdf64caa)

 結果的に女の子は助かり、救助した男の子達の正義感そのものは称賛に値するものだと思いますが、910歳の子供が直接危険な川に入ったことは適切だったでしょうか?

 少なくとも小学生に対しては、非常時には大きな声で叫んで周りに非常事態を知らせたり、近くにいる大人に助けを求めたりする等、「大人にバトンタッチする」という行為を教えるべきだと私は思っています。自分の身の安全を守りながら問題解決に努力する、それが子どもの立派な正義感の発揮の仕方ではないでしょうか?


【ツイート④】

記事《【夏休み】帰省中にストレスで大爆発した息子》(https://ameblo.jp/amami-blog/entry-12617552768.html)

《「毎年、夏休みにヒルマ(自閉症スペクトラム障害の息子さん)とふたりで、わたしの実家に帰省しています。これまでも、ちょっとしたいざこざはあったのですが、とうとう昨年ヒルマが大爆発しました。なかなかパジャマに着替えないヒルマに、イライラしたわたしが「早く着ろ」と怒鳴ったことがきっかけでした。」》との記事。

「早く着ろ‼︎」と言う言葉の刺激が感覚過敏の子どもには強かったのでしょうね。指示や注意は語調が厳しくなりやすいので「ようね(→「早く着ようね」)の言い方が望ましいと思います。「スペクトラム(「連続」の意)」と言うくらいですから、この「強い刺激を不快に思う特徴」つまり「感覚の敏感さ」は誰でも大なり小なり持っています。「我が子に『早く着ろ‼︎』と命令調で話しても、この男の子のように騒がないから、この子には厳しい言い方でも大丈夫」と思うのは間違いで、「大丈夫」ではなく「必死に耐えている」のです。

「そんなやわな言い方では行動しない」という考え方があるかも知れませんが、それはお子さんからすると、普段から厳しい言い方をされているために、「どうやっても怒られる」と思い、行動を改めようと思う意欲が萎えてしまっていることが考えられます。その時点で、親に対するあきらめ、つまり親との愛着(愛の絆)の不全状態と言えるかも知れません。

 因みに、私は健常の子どもでも「注意猶予」によって、子どもに直すチャンス叱られないチャンスを与えることは必要だと思っています。そのチャンスを与えられた子どもは、目を輝かせて「2度目は直そう」と努力します。

         (講演用スライドより)


【ツイート⑤】

「ほんまでっかTV」心理学者植木先生によると、「予防注射を敏感に怖がるような些細なことに過敏な子どもは、生命力、負けず嫌い、感受性が豊か。自分を守ろうと言う感受性が強いため怖がりになる。怖がりではない人はトップには出れない。怖がりが源にないと成功しにくい」とのこと。

歴史上の偉人に感覚過敏の自閉症スペクトラム障害かも知れないと思われる人が多いのはそういう理由からかもしれません。

 ちなみに、自閉症とは真逆の社交性が人一倍ある明石家さんまでさえ、注射は大嫌いだそうです。それは、人によって感覚過敏の症状は誰にでも大なり小なりあって、しかもその現れ方が違うということの証ではないでしょうか?


【ツイート⑥】

記事《「犬に一部を食べられた」遺体――独身派遣OLはなぜ孤独死を迎えたのか》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200812-00039598-bunshun-soci)

《この女性の仕事は、数カ月毎に派遣先が変わる事務職。家族とも疎遠だったこともあり、会社が休みであるお盆の期間は、毎年一人で過ごしていた。入れ替わりが激しい職場で、お盆明けに職場に出勤しなくても女性の部屋を訪ねてくる人はいなかった》

《ストレスを一人で抱え込んでしまい、一度心が雪崩のごとく崩壊すると、家の掃除をしなくなり、部屋の中を徐々にゴミが占拠していく。中には、衣類を天井ほどまでため込んだ女性もいた》

《部屋が汚くなると、人を招き入れなくなるという悪循環が起こる。身内との縁が切れていたり、近隣住民からも孤立しているという特徴もあり行政も捕捉が難しいのが現状》

との記事。

「家族と疎遠」「ストレスを一人で抱え込んでしまう」「身内との縁が切れている」「近隣住民からも孤立している」これらは全て他者との関わりを避ける「回避型」愛着不全の症状です。この女性の乳幼児期にその母親は、我が子が泣いた時に適切に世話をしていたでしょうか?この女性は、生きていくために母親を自らの記憶から消し去るようなこと(→https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12218068284.html)はなかったでしょうか?


【ツイート⑦】

記事《「長所を伸ばせる子」の親がしている5大習慣》(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200810-00244806-diamond-soci)

《親が子供の強みに注目すると子どもの自己肯定感が高まる。では子供の強みに注目するにはどうすればよいか?

 強みには次の3つの要素がある。①得意:同じ年齢の子どもより上手くできるか。すぐに上達したか。②熱意:イキイキとして熱中しているか。③頻度:空いた時間に何をしていることが多いか。

 その子どもの強みを一つ選んで、その強みを1週間見守り、気づいたことを「がんばって宿題をしていたね。粘り強くてまじめなところに感心したよ」「妹の着替えを手伝ってくれてうれしかったわ。思いやりがあるのね」等と子供に伝える》との記事。

「子どもの強み」とは、誰かと比べたり(相対評価)一般的な大人の基準で測ったり(絶対評価)せず、その子の中にある要素の中から見つけた(個人内評価)良さのことです。そう考えると、「強みの3つの要素」の中の「① 同じ年齢の子どもより上手くできるか」はさほど重要ではないと私は思います。最も重要なことは「その子が生き生きと自分らしく行動しているか?」。

 また私は、その「強み」を子どもに気づかせる際に大切になるあるキーワードがあると思っています。それは「さすが」です。上記の例であれば

がんばって宿題をしていたね。粘り強くてまじめなところはさすがだね

妹の着替えを手伝ってくれてうれしかったわ。その思いやりはさすが

等でしょうか。そういう評価を受けると子どもは「自分の強み」として自覚しやすくなると思います。