【ツイート①】
 テレビで盛んに「感染症予防の基本は手洗い」と呼びかけをしています。
 ただ、手を洗えるのは平均1時間に一度くらいでしょうか?その間に、ドアノブや机を触った手で目鼻口を触ってしまっては意味がありません。要は「手で目鼻口を触らないこと」それこそが予防の基本ではないでしょうか?
 特に子どもに「手洗いが一番大事」と言うと「手洗いさえしていれば大丈夫」と誤解を与えてしまう可能性もあります。大人でさえ無意識に目鼻口を触ってしまうことを考えれば、子どもでは尚更です。
 また、エアロゾル感染も考えれば「『密』の場所に行かないこと」も予防の基本です。今ではジョギングでさえ吐き出したエアロゾルを近くにいる人が吸い込むと言われているので屋外も同じ。


【ツイート②】
TV「0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー」再放送。乳児(7ヶ月)が誤って転倒して硬膜下血腫を負ったことで虐待を疑われ子供と離れ離れにされた冤罪事例を紹介。原因は「硬膜下血腫が起きるのは90cmより高い場所から転落した(=虐待行為があった)場合のみ」と不適切な規定をしていた国の虐待ガイドライン。
 親との愛着形成が始まるのは、親とそれ以外の人とを識別する“人見知り”が始まる6ヶ月頃からだそうですが、その頃に子どもが親から離され、別居生活を送ると「回避型」愛着不全に陥り人格形成に一生の悪影響を受けるリスクが高まります。「親元に返されたから問題解決」とはならないのです。

【ツイート③】
「仕事中に『パパ遊ぼう』と言われたらどうすればいいか?」の質問に対して「仕事と子育てを同時に行うのは無理があります。在宅勤務で子どもを見るには『大人が2人以上いて、誰かが働く間に別の人が相手できること』が最低条件」との専門家の助言。
 子どもも父親が仕事で家にいることは分かっているのでは?そうであれば「今お仕事中だから、◯時になったら遊ぼうね」と“見通し”を持たせれば子どもは不安にならず、父親にもストレスがかからないと思います。

【ツイート④】
 日刊スポーツが行ったアンケートによると、「9月入学」に関して10代の反対が77%だったと言います。「『学生ファースト』だから9月に移したほうがいい」という声がありますが、当の学生達は反対、という結果に。なぜでしょうか?
 私見を言わせてもらえれば、子どもは今“コロナ禍”の中で言いようのない不安感に苛まれています。そこに更に「9月入学」という経験したことのない決断に足を踏み出せないでいるのではないでしょうか。愛着の観点で言うと「9月入学」という探索行動」を起こせないでいる「場面①」にいるのだと思います(これらの用語についてはは「愛着で考える2つの場面 〜新型コロナに怯える子ども達は今どの場面にいるか?〜」を参照)。つまり今の子どもたちに必要なことは、学校に行けない、外に行けない、という不安感を緩和する作用なのだと思います。
 愛媛県の中村知事は「今は感染拡大阻止や医療体制の整備に集中すべき」と発言しているそうですが、それこそが正に今子ども達が抱いている不安感を緩和する作用に他なりません。

【ツイート⑤】
 ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は国民に「Be strong, be kind」(忍耐強く、親切に)と呼びかけています。ただ「親切にしよう」と言われた時にどうすればいいか迷う人も多いのではないでしょうか?
 親が子どもに安心感を与える具体的な行為(=“愛着”形成行為)については複数の専門家が指摘していますが、その中に子どもに対する親の“受容感”をガラリと変える具体的行為に「微笑む」があります。

 今こそ「Be strong, be smile」!

【ツイート⑥】
「母親は親戚や家族8人で公園を訪れ、男児らを降ろした後、用事のため車を発進させたところだった」との報道。
 原因は、降ろした男児と誰も手を繋いでいなかったことだと思います。幼児は必ず誰かが手を繋ぐ習慣づけが必要。

【ツイート⑦】
‪   ある母親が子どもから「ここはどうして行っちゃダメなの?」と聞かれたので「コロナだからダメなの」と返答したら「なんで、なんで?」としつこく聞かれたという。‬
‪   子どもの不安感は「いつになったらお出かけできるの?」だけではなく、「どうしてか分からない」ということもあるのかも知れません。‬つまり、「窓がないところ(密閉)」「たくさんの人が集まるところ(密集)」「だれかと近くでお話しするところ(密接)」「見えないコロナが付いた手で誰かが触ったところ」等と、避ける対象を親がかみくだいで分かりやすく伝えることが大切だと思います。

【ツイート⑧】

 特に子どもにとっては“秘密基地”感覚を味わうことができる室内テント。
 特に感覚過敏の傾向が強い子ども(生真面目、シャイ、マイペース、頑固他)にとっては、余分な刺激がシャットダウンされるので、外出自粛でストレスが溜まりがちな今は効果てきめんかも知れません。