【ツイート①】

記事「“低気圧女子”の気象病は温めて改善する

「“低気圧女子”という言葉を耳にする。低気圧が近づくと頭痛やむくみ、めまい等、いわゆる気象病が現れる女性のことで、気象予報士で健康気象アドバイザーの小越久美氏が出版した『低気圧女子の処方せん』によって広まった。 」との記事。

   次第に広まりつつある気圧と体調との関係。もちろん男性でも同じ症状で苦しんでいる人は沢山いる。しかし未だに「『天気が悪いから体調が良くない』?そんな理由で休むつもりか?!」と部下を叱責する無知な上司がいるのも事実。

   もちろん家庭でも同様の配慮が必要である。特に“感覚過敏”の特性を強く持っている子供については要配慮である。


【ツイート②】

記事「母親の遺体遺棄容疑、同居の49歳長男を逮捕

「横浜市の団地で76歳の母親の遺体を遺棄したとして、同居していた49歳の無職の長男が逮捕された。容疑者は小学生の頃から長女とも会話をしなくなり引きこもりの状態だった。警察がなぜ通報しなかったのかと尋ねたところ、『他人と話すのが怖かった』と話したとのこと。」との報道。

   典型的な「8050問題(50歳頃になっても無職の子供を80歳頃の高齢の親が面倒を見ている問題)」である。面倒を見てくれていた母親が亡くなると、残された子供はその後どうする事も出来ない状況に追い込まれる。長年人との交わりをしていなかったために警察への連絡さえもできなかったのだ。人間関係能力に最も影響を与える「愛着」に問題があると思われる。未だに誤った養育が「正しい」と思われている表れであろう(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12375072701.html)。

   しかし、「愛着」は後天性のもので環境によって変化するもの。今からでも、家族の接し方が望ましいもの(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12365150177.html)に変われば遅くはないと思う。


【ツイート③】

記事「0歳から保育園「かわいそう、うしろめたい…」本当にそうなの?

「ママによって、子どもとずっと一緒にいることに幸せを感じる人、仕事もしながら子どもといることの方が幸せだと思える人…など様々。どうしたいのかは、ママ自身が決めていい。ママがハッピーなら子供もハッピーなんですよ。イギリスの心理学者ジョン・ボウルビィも『母親が幸福を感じている時に、子どもが健全に育つ』と言っていますから。 」との指摘。

   ジョン・ボウルビィは「愛着」理論の提唱者で、「安全基地」という概念を導入した。それは「母親はいつでも自分を守ってくれる」という信頼感によって支えられている。無力な赤ん坊はそう願っているのだ。そんな時に「母親が働きに出ている時に幸せを感じているから、子供もその方が幸せなはず」とは、赤ん坊の気持ちを軽視していると思う。

   ボウルビィは自身の著書の中でこう述べている。

「生まれて数ヶ月間は、乳児は特定の人物(通常は母親)1を識別することを学び、彼女と一緒にいることを強く好むようになります。およそ生後6カ月位後には、子供は自分の好みをはっきり示します。生後半年後から生後2年目と3年目を通して、子供は母親に強い愛着を示します。すなわち、子供は母親と一緒にいることに満足し、彼女がいないと苦しむのです。ほんのつかの間の分離にもしばしば抗議を示します。」

   先の「母親が幸福を感じている時に、子どもが健全に育つ」と言うボウルビィの指摘についてであるが、「子どもにとっての一番のエネルギーが母親の笑顔である」ことはその通りであるが、この指摘を根拠に、母親が多忙な育児から離れても、それが母親にとっての幸せであれば、お母さんを頼りにしている赤ん坊にとっても幸せなことであると言うのは飛躍し過ぎだと思う。あくまで一般論として捉えるべきである。


   反抗期が無かった理由として考えられるのは二つ。一つは親が普段から穏やかな話し方をして子供の“反発スイッチ”をONにしなかった場合。もう一つは、親の望む子供の姿を過度に子供に押し付けてそれを評価の基準にしていた場合。さて今回の調査ではどちらだったのか?


【ツイート⑤】

記事「<いじめ>教育環境の改善進まず 解消率小中とも悪化

「不登校となった児童生徒の本人要因として最多だったのは、小中学校が『不安の傾向がある』で、各々約3割を占めた。」との報道。

   この“不安傾向”がある約3割は、いわゆる“感覚過敏”の特性を持った子供ではないだろうか?しかし「特殊教育」から「特別支援教育」に転換して10年以上経っても、健常児も“感覚過敏”の特性を持っていて、それが弱い子供から強い子供まで十人十色である事が理解されていない。その為に健常児だと思って接した子供がなぜか不登校に陥るというケースが生まれるのだろう(⇨https://ameblo.jp/stc408tokubetusien/entry-12274054374.html)。


【ツイート⑥】

記事「「朝食は学校で」児童の遅刻減少、集中力アップ…住民・企業が協力し広がり

「1日の始まりに朝食をしっかりとって生活リズムを整えさせようと、小中学校で子供達に朝ご飯を提供する活動が広がっている。登校してから食べる為、遅刻が減るなど効果もある。」との記事。

   朝ご飯を食べる事で授業への集中力が高まり、活動へのやる気も増すので間違いなくいい事である。しかも、家で朝ご飯を食べてこなかったり遅刻したりする子供が多ければ、親は助かるだろう。

   しかし、この取り組みによって、子供は「少し寝坊してもいい」と思うようになり早寝早起きが疎かになるだろう。もちろん経済的に食事の用意もままならない家庭の場合は仕方がない。しかし親自身が子供に食事を用意しなくなる事は、親のためにもなるとは思わないし、食事中の親子の会話が「朝と晩」から「晩だけ」になり、益々親子間の「愛着(愛の絆)」が脆弱なものになってしまう。因みに「愛着」は子供の“人間関係能力”に決定的な影響を及ぼすため、将来子供が社会集団に馴染めなくなる恐れさえある。

   また、以前にも朝食を学生に提供する大学があるということをニュースで聞いた。今回の件もそうだが、子供を現在の社会に適応できるように指導するべきところを、逆に社会の仕組みを子供に合わせようとすると、子供はますます努力をしなくなっていく。


【ツイート⑦】

記事「感謝の気持ちまで忘れないで〜! 子どもの忘れ物どこまでフォローする?

   最近こういうお母さん多いと思います(詳しくは上記記事参照)。子供自身が困らないと問題行動は直りません。親の過保護のために、助けてもらうのが当たり前だと思っている子供も多いようです。