世の中には、今でも「男は仕事。子育ては母親。」という考えをお持ちの方は少なくないようです。
しかし、初めてその過ちを犯したのが、戦後高度経済成長期での「父親は仕事に没頭し母親は家で子供の世話」という考えです。そのことによって、家庭という閉ざされた空間の中での母親による支配的養育が子供の「愛着」を不安定なものにしました。その結果引きこもりが増え、現在の引きこもる「アラ50」世代を「アラ80」世代の親が面倒を見る「8050問題」に繋がっています。
・乳幼児期(0歳〜1歳半)に母親が育児に専念できるように父親が家事を担う
等をしないと、
・子供が、成人後も子供が親から自立できなくなる(逆に親が子供から自立できなくなる(「毒親」化))、
・母子間の「愛着」が不安定になり、子供の人間関係能力が劣り社会から孤立する
等と、子供が大変な人生を送る危険性があります。