これまでこのブログで、子供の“一生”に大きな影響を与える「愛着(愛の絆)」について、我が国の愛着研究の第一人者である精神科医の岡田尊司氏をはじめとして、様々な専門家の方の指摘を基に色々な情報を紹介してきました。
   すると時々「もっと早く知りたかった」というこの上なく嬉しい感想をいただくことがあります。子供の人生は一度しかありません。「より良い養育をしたい」「子どもを幸せにしたい」という思いは、全ての親御さん共通の思いだろうと思います。それが、子どもの成人後はもちろん、死ぬまでの生活に影響するとなれば、「より良い養育情報を知りたい」と思う気持ちは尚更ではないでしょうか?
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   ところが、どなたかにこのブログをお勧めしたとしても、勧められた方は今までの700本以上に上る膨大な記事の中のどれを見ればいいのか戸惑うだろうと思います。
  
   そこで今回は、
・今後子育てを控えている方
・将来結婚して子供をつくりたいと考えている方
・現在子育て中の方
・身内や知り合いの方の中で上記のような方を知っているという方
のために、今日までに紹介してきた記事の中から愛着(愛の絆)形成のために特に重要だと思うだと思われる記事をセレクトしてご紹介したいと思います。項目の数だけ見ると多いように感じるかも知れませんが、これらさえ見れば、養育に対する考え方が変わると思います。
   また、「子供が親の言うことを聞かない」「どうしても子供を怒ってしまう」等、現在多くのお母さん方がお持ちの悩みに対する対応策もとり上げています。それらの中では、特に“反抗期に関わる悩みが圧倒的に大きく、子どもにどんな変化が現れ、その時にどんな対応をとればいいかを事前に想定していなかった為に、その時になって慌てた対応をした結果、その後の子供や家族の人生を大きく変えてしまったという事例も数多くあります。下記のメニューの中には、その事例も紹介しています。
   また、「愛着(愛の絆)」は先天性のものではなく、生まれてからの養育環境によって形作られるものなので、仮に今は愛着が形成されていなくても、子供への接し方(養育環境)を変えることによって愛着を形成し直すことも十分可能です。その場合も、養育の仕方は同じです。下記の事柄に気を付けて子どもに接すると、次第に親子の愛着は修復されていきます。

   もしもこれらのこと、更にこれら以外のことで分からないことやお悩みのことがあれば、ブログ会員の方であれば「コメント」から、会員でない方はTwitterの「メッセージ」からでも質問をお受けします。誠意を持って問題の改善に当たらせて頂きます

◯「愛着形成の意義」編

◯「愛着形成の方法」編

◯「愛着悪影響」編

◯「愛着応用」編

◯「子育ての悩み」編

◯「子供の自立」編

◯「両親の役割」編