横浜山手・西洋館にて「花と器のハーモニー」part 1 | 果てなき旅路

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旅、温泉…たまには歴史。時の徒然に、好きな事を綴っております。

大阪の旅の途中ですが、またまた割り込みグラサン


先月のゴールデンウィーク期間中に訪れてからなので、まだ、ひと月程しか経ちませんが、横浜山手西洋館で、最も集客されるであろう…





花と器のハーモニー 2024

Rediscovery

~世界のアーティスト×日本の器~


日本で活躍している外国人フラワーアーティスト等による、日本の器を使用した装飾を展開し、
「Rediscovery」をコンセプトに日本を再発見するとのこと。





会期は6/9(日)までと、10日程前に終了しましたが、この時の様子をお届けしますが、この日のルートはいつもとは “逆” コースウインク





●山手111番館


山手111番館では、各スペースの装飾がひとつの色にまとめられ、シンプルでありながらも、館内はダイナミックに演出されています。





エントランスを入ってすぐ、吹き抜けを貫き、ビヨーンと伸びている装飾がインパクトあり爆笑





こちらの円卓は “紫” に統一されていますが、ダイニングルームへ行くと目





オレンジ色の花々が可憐に飾られています。


テーマは「Monochromatic」とのことで、430年以上の歴史をもつ『会津塗』は、様々な漆の伝統的技法を受け継ぎながらも、最新技術も取り入れた斬新なデザインを有する器だそうです。





ピアノを模した器や楽器を弾く動物の置物など、遊び心がお溢れており…





思わず顔がほころんでしまいそうな可愛らしい装飾テーブルが印象的ですねウインク





続きましては、庭園内がバラから紫陽花の季節へと移り変わった…





●イギリス館


横浜市イギリス館では、「À『WA(和)』~和と向き合う」をテーマに、磁器発祥の地として400年の歴史を持つ…





『伊万里有田焼』と美しい花のハーモニーを楽しむことができ、遊び心のある花空間です。





シンプルでありながらも上質であり、気品が漂う伊万里有田焼…





こちらは寝室ですが、一転、洗練された美しい花と器のハーモニー。





鏡の向こうの世界も繊細な花に彩られています照れ





そして私が今回、このイギリス館で最も衝撃的だったのが(←ちょっと大袈裟😳)、寝室に隣接する休憩室…





基本的に休憩室は装飾されていて、立ち入ることが出来ないが、イギリス館の丸窓とのコラボレーションが注目です!?びっくり





こちらは係の人曰く、先生がこの「丸窓」を有効に使いたかったとのことで、より一層、日本の伝統的な文化や美しさを感じることができますね。





イギリス館を後にして、いつもとは逆コースを歩き、次の西洋館へと向かいますが、右手に見える外国人墓地が、どこか不思議な感覚はてなマークはてなマーク





やがて今度は左手に、山手聖公教会の姿を確認して、桜の季節が待ち遠しい…





自動電話のある桜並木へと到着DASH!


ここは「和洋」と「今昔」が融合したような、そんな異国情緒溢れる場所ですウインク





●山手234番館


『古伊万里』と鮮やかな花々がコラボレーションし、どこかオリエンタルな雰囲気が漂う館内、テーマは「味わいある古いものに囲まれて」とのことで、こちらの館は入るや否や…





とても賑やかでございましたガーン


装飾者の先生なのか、来館している人々と記念写真に講じていて、私がその横で邪魔にならぬよう写真を撮っていると…





お兄さん!!


と呼ばれたので、写真を撮って欲しいのかと思ったら、「ご一緒にどう?」と言われたので、丁重にお断りをしましたあせるあせる





何てたって、あのマダム軍団の中に、男一匹では恥ずかし過ぎるグラサン





山手の西洋館では、今年も桃の節句や端午の節句等、催しがある度に訪れていますが、とにかく、館内で写真を撮っている方や談笑している方が多く…





実は、人の写り込まない写真を撮るのが、結構難しく、考え方によっては、被写体を撮るより困難かもしれませんね(笑)





今回の「花と器のハーモニー」はおそらく、山手の西洋館で実施されるイベントでも、最も多くの来館があると思われ、しかも、ほとんどがマダム層の女性…


純然たる主役と言う感じで、おばさんちょっと退いて!など言える訳もなく。。w





●エリスマン邸


エリスマン邸は「ゆとりある時間へのご招待」をテーマに、素朴ながらも魅力的な日本伝統の『萩焼』と花の色彩、枝物の爽やかさが調和した…





リラックスのできる空間が広がりを見せます。


が、こちらのエリスマン邸でちょうど真ん中の西洋館となりましたので、次回へと続きますウインク