陸奥国周遊の旅 宮古市の風景①「浄土ヶ浜」 | 果てなき旅路

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旅、温泉…たまには歴史。時の徒然に、好きな事を綴っております。

再びの岩手県での旅路グラサン

宮古駅から路線バスに揺られること約15分…




三陸の景勝地…

浄土ヶ浜へと到着DASH!





三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する浄土ヶ浜は、宮古を代表的する景勝地でもあります。





バス停を降りるとすぐに、浄土ヶ浜ビジターセンターという建物がありますが、この建物の階段(エレベーター)を降り、浄土ヶ浜へと向かいます音譜音譜





階段の途中には、三陸復興国立公園・三陸ジオパークの色々な案内があり、エレベーターよりも階段で降りた方が良いかもしれませんねウインク





この日はとにかく快晴晴れ晴れ晴れ


浄土ヶ浜だけは雨は降らないでくれという願いが通じたようです🛐





浄土ヶ浜ビジターセンターから浄土ヶ浜までは、のんびりと歩いても15分ほど…





松の緑と岩肌の白、そして海の群青とのコントラストは、まさに一見の価値があり…





透き通ったこの水の美しさよおねがいおねがいおねがい





さらに、鋭く尖った白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情を見せて海岸を彩り…





そのような風景が、トンネルの向こうにあります爆笑





そもそもこの三陸の地 = 東北地方太平洋沿岸地域には、古から美しい自然景観と豊かな資源、それに支えられた地域の産業と人々の暮らしがありました。





一方で繰り返される津波、「やませ(扁東風)」による冷害など厳しい自然環境とともに…

※やませ(扁東風)とは北日本の太平洋側と関東地方で春から夏に吹く冷たく湿った東または北東の風のこと。





長い年月を暮らしてきた歴史が多くの知恵、技術、文化に刻まれています。 





東北地方太平洋沖地震による大規模な地震、津波、地盤沈下は、この地域を多くの人々の生命や財産のみならず…





自然環境にも大きな影響を与え、自然の脅威について私たちに再認識をもたらしました。 





こうしてこの光景を眺めていると、浄土ヶ浜は入江によって外界から守られ、湖のように波も穏やかなのに…





けれども、東日本大震災により全域にわたって甚大な被害をもたらした浄土ヶ浜地区…





レストハウス、観光船遊覧施設、海岸遊歩道など多くの施設が津波により破損、流出したほか、奥浄土ヶ浜の石浜形状も大きく変動しました。





しかしながら、現在の浄土ヶ浜は、とてものどかで心が温かくなるような景色であり…





自然の景観の中でここまで美しい形の島々、ウミネコの数、きれいな水面はなかなか観られない景色だと思います。





因みに、浄土ヶ浜の地名は天和年間(1861-1863)に、宮古山常願寺七世の霊鏡竜湖が…





「さながら極楽浄土のごとし」


と感嘆したことから名付けられたと伝わります。





極楽やら浄土やら、仏様の世界のことで、あまりにも現実的ではありませんが、この美しさを目の当たりにすると…




「極楽浄土」と言うものが、本当に有るのかも知れませんね照れ




高台から浄土ヶ浜を望み、そして…




こちらのレストハウスも大震災で壁と柱だけの姿になりましたが、建物の修繕が完了し、再び営業を開始られるなどし…





2013(平成25)年5月、陸中海岸国立公園をはじめとする傑出した景観を有する自然公園を再編し、三陸復興国立公園が創設されたのでした。 





!? 次に私が訪れたのが浄土ヶ浜の近くにある岩手県立水産科学館、全国初の水産専門の科学館とのこと。





三陸海岸に生息する生きた魚介類の展示や水産業の歴史と現在・未来の産業を紹介しているとのことで…





こちらの科学館は無料ではなく、310円を支払って、いざ突撃💸💸💸



次回へと続きます…☆