偕楽園血圧日記 -1434ページ目

誤射?


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米軍、解放の伊記者を誤射 バグダッド 情報機関員1人死亡

【パリ=山口昌子】イタリアの左派系紙イル・マニフェストは4日、イラクで武装勢力に拉致されていた同紙の女性記者ジュリアナ・スグレーナさん(56)が同日、一カ月ぶりに解放されたものの、車でバグダッド空港に向かう途中、米軍に誤射されたと発表した。スグレーナさんは肩に負傷し、同行していたイタリアの情報機関員一人が死亡した。事件があったのは米軍検問所で、車にはスグレーナさんと情報部員三人が乗っていた。車が検問所に設置されたコンクリート製ブロックの脇を通り過ぎ、速度を上げたところを撃たれたという。死亡した以外の二人の情報部員も負傷した。
 情報部員はスグレーナさん解放の仲介にあたっていた。AP通信によると、駐留米軍は発砲を認めた上で、「車は猛スピードで検問所に向かって走ってきた」と釈明している。
 スグレーナさんは先月4日、バグダッド市内で取材中に武装勢力に拉致されていた。武装勢力はスグレーナさんが泣いてイタリア軍撤退を懇願する様子を撮影したビデオを公開していた。
 
【ワシントン=近藤豊和】バグダッドで起きた米軍による誤射事件で、ブッシュ米大統領は4日、インディアナ州からの帰路に搭乗していた大統領専用機の機内からイタリアのベルルスコーニ主相に電話し、遺憾の意を伝えた。
 (産経新聞) - 3月5日15時10分更新
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 イスラム教では、自分の妻以外の女性に触れることはタブーとされているはずなので、女性が人質に取られたというといつも胡散臭さを感じるのだが……しかも左翼系新聞社の人間となると……はたして本当に誤射なのかな? 何か口を封じようとしたのでは……打ち込んだ弾数もあまりに多すぎるし。情報部が関わっているとなると、すべての話を鵜呑みにしてしまうのは危険すぎる。

しっかり検証しろよ

 TBSのサンデージャポンという番組内で偽札の話題が合った。テリー伊藤が偽札に詳しいという触れ込みの男にインタビューしていて、よく小説で使われているようなことを話しているのだが、この男が、どうも偽者くさい。というか偽者に間違いない。なぜならば、話の中で「造幣局や日銀で使っている機会で印刷する」と言っているからである。紙幣を刷っているのは造幣局でも日銀ではない。昔ならば大蔵省(または財務省)印刷局であり、今は国立印刷局である。造幣局は貨幣を作るところであり、日銀は新しい紙幣を一般銀行に分配すると同時に古い紙幣の廃棄を行っているだけである。こんな基本もわからない人間が偽札に詳しいわけがないではないか。
 番組ぐるみででっち上げたインタビューなのか、この男に番組がだまされているだけなのかはわからないが、検証はしっかりやってもらいたいものである。
(そういえばこの番組の中でも「ハン流」と言っていた。いい加減やめてもらいたい。「韓」は日本語では「かん」と読むのだ! 韓国に媚びるな!)

ガンダムSEED DESTINYを見て

 ガンダムSEED DESTINYにあきれてしまった。
「君たち軍人に話すことではないかもしれんがね。戦いを終わらせる、戦わない道を選ぶということは、戦うと決めるよりはるかに難しいことだ」
 民間人の言葉ではない。話し相手になっている軍人たちの属する国家の代表たる評議会議長の言葉である。戦わない道を選ぶのは難しいも何も、軍人は国に命令されて戦っているのである。戦うと決めたのは、国家主席たる評議会議長本人である。それともこのセリフは、単に腹心(?)の部下たちに自分の思い通りの議会運営ができないことを愚痴っているだけなのであろうか?

 それにしてもこの作品の監督は左翼と同じ考えを持っているようで、今回の作品では、軍隊は占領地でひどいこと(現地人の強制労働とか)をする、軍人は命令より自分の意見・意思を優先する、悪の親玉のようなものがいて、そいつを倒せば戦いはなくなる、といった描写があちこちに見受けられる。
 自分勝手な考えで戦う軍人ほど危険な存在はない。変な正義感に取り付かれてどこに銃を向けるかわからないからだ。(前作SEEDでは、まさに主人公グループが変な正義感に取り付かれて武器を持ったままの艦ごと軍を脱走、交戦中の両軍の間に入ってテロ行為を繰り広げていた)
 軍人は上官の命令に絶対服従。上官は司令官に、司令官は大統領なり首相なりといった文民に絶対服従というのが現代の文民統制であるが、この監督にはまったくわかっていないようだ。

やめろよホリえもん(辞めろではありません)


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堀江社長 総会で委任状含め過半数達成に自信

 ニッポン放送の株式を大量取得したライブドアの堀江貴文社長(32)が4日、毎日新聞のインタビューに応じた。フジテレビジョンとの同放送株争奪戦で議決権の過半数を獲得できなくても「6月の株主総会でプロキシファイト(委任状獲得合戦)になるだろう。自信がある」と述べ、経営権の獲得は可能だとの見通しを示した。また「(調査報道や不正の追及など)皆さんの考えるジャーナリズムはもう必要ない」などと、既存メディアのあり方を批判した。
 堀江社長は株主総会でプロキシファイトになった場合、「現経営陣よりニッポン放送の価値を上げられる。たくさんの投資家が応援してくれると信じている」と述べた。しかし、ニッポン放送のフジに対する新株予約権の発行が認められれば、フジが過半数を握るため、プロキシファイトは難しくなる。
 ニッポン放送の社員がライブドアの経営参画に反対する声明を出したことについては「言わされてるだけでしょ」と述べた。
 また、同放送株を大量取得した2月8日の時間外取引に対し、同放送が証券取引法違反の疑いがあると指摘していることには「違法行為をしたつもりはない。事前に金融庁にも確認している」と改めて強調した。
 インターネットを活用したメディアの将来像については「(情報の)価値判断はユーザーがすべきだ。(メディアは)純粋な媒介者で、ありのままの事実を伝えるのがよい」と述べた。
 さらに、メディアを傘下に収めるメリットとして「リーチ(視聴者・聴取者)が一番大事。アドレスを流し、視聴者の参加型になっていたらいやが応でもアクセスする」と述べた。ニッポン放送子会社のポニーキャニオンが持つ映像、音楽資産も、低料金のネット配信で収益源になるとの期待を示した。
 (毎日新聞) - 3月5日10時20分更新
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 堀江社長が、相変わらず報道を馬鹿にした発言を繰り返している。「(調査報道や不正の追及など)皆さんの考えるジャーナリズムはもう必要ない」などと、言う人には報道の仕事から離れていてもらいたい。
 そもそも、もうすぐテレビはデジタル化されてチャンネルを増やすことも可能になるのだから、何も既存の報道局をつぶして視聴者の選択肢を減らす必要はない。視聴者参加型というのならば、今からネット放送を地道にやって下地を作っていかなければならないのだが、堀江社長は自分でそういったビジネスモデルを作り上げていくことはお嫌いのようで、人が作ったものを買うことしかしない。ライブドアの市場価値の伸び率はニッポン放送の百二十倍あると威張っても、しょせん金で買った会社の遺産である。市場はライブドアの価値は、その利益の七割を上げているライブドア証券にあるとしか見ていない。

 ところで堀江社長、主任弁護士が辞めた件で質問されると、「一人が辞めたぐらいで騒ぎすぎですよ。大したことじゃない」と答えていた。現在進行形で進んでいる訴訟の主任弁護士が辞めたというのにたいしたことではないと言い切ってしまう。まあ強がりを言っているだけだとは思うが、それでも報道陣の前でこう言ってしまうほど人を大切にしない人なのである。企業のトップに立つ人間ではない。

 タイトルの「やめろよ」は、社長を辞めろではなくて、テレビに出てきて放言を繰り返すのをやめろということですので、あしからず。

サッカーJリーグ開幕

 J2開幕。水戸ホーリーホックは一点差負けでの発進。相変わらずNHKではザスパを除くJ2には触れないし、サッカー番組でもJ2のほとんどは結果のみしかいわないので、どのような試合だったのかわからない。悲しい。