「裁判官ガチャ」大成功だな | 偕楽園血圧日記

「裁判官ガチャ」大成功だな

 梅雨ぽい雨の一日。

 昨日の晩からまるでバイク事故であばらを折った時のような痛みに襲われている。
 寝返り打っても痛い。


 今日は昨日の続きを書こうと思っていたのだが、またトンデモ裁判官が現れたのでそっちを簡単に。

 個人で資金管理をしていない共産党を除いて、調べれはたいていの政治家から出てくる数万から数十万レベルの政治資金収支報告書の不記載を、「人数かき集め、期間を長くして億単位に積み上げ」てドーンと出すポーカー戦術で人々の感覚を麻痺させ、

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明治以来の大問題の裏金に、国民が完全に自民党に見切りをつけているから、国民に人気のある石破を繋ぎとして、担ぎ出すのではと思います。さぁ、どうなるのか!?

 ヤフージャパン配信「次期首相首位の石破茂氏に「政治改革」への高い期待 トップ3は再び「小石河」が占める」(産経新聞 6/17(月) 18:16配信)コメント欄より

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明治以来の大問題の裏金」と言い出す者まで引き出した「アベガー」教授が起こしていた裁判で、

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 黒川氏定年延長巡る文書開示 「個人のため法解釈変更」 大阪地裁

 黒川弘務・元東京高検検事長の定年延長を巡り、法務省内で法解釈を変更した際の文書を開示しないのは違法として、神戸学院大の上脇博之教授が国に不開示決定の取り消しなどを求めた訴訟の判決が27日、大阪地裁であった。
 徳地淳裁判長は「黒川氏の定年延長を行うため、解釈を変更した」として、不開示決定の一部を取り消した。
 法務省側は、検察官全体の定年延長を行うために法解釈の変更を検討した文書が存在することは認めていた。一方、「黒川氏の定年延長を目的とした文書は存在しない」としていた。
 徳地裁判長は、法解釈の変更が全国の検察官に周知されないまま、黒川氏の定年退官予定日に間に合うよう短期間で進められたことなどから、「解釈変更の目的は、黒川氏の定年延長を行うことにあったと
考えざるを得ない」と判断。「法務省は黒川氏に関する文書を保有していたと認められる」として、不開示決定を取り消した。 
 時事通信 6/27(木) 18:27

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 またおかしなことを言う判事が出た。

 あまりはっきり言いたくないのだが……この判事は馬鹿か?
解釈変更の目的は、黒川氏の定年延長を行うことにあったと考えざるを得ない」って。
 いや、「それを確かめるために『あるはずの書類』を出せ」という裁判が起こされているのではないか。
 その資料が出されていない段階で判事が勝手に「事実があったはず」とするのは、行き過ぎ。裁判で一番やってはいけない「決めつけ」である。

 さっそく、

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 安倍政権の恣意的な変更と批判 原告「法治国家が揺らぐ」


(写真、共同通信より。黒川弘務元東京高検検事長の人事に関する文書の開示を求めた訴訟の判決後、記者会見する原告の上脇博之・神戸学院大教授(右)ら=27日午後、大阪市)

 安倍晋三政権に近いとされた黒川弘務元東京高検検事長の人事に関する文書の開示を求めた訴訟で、27日の大阪地裁判決は国家公務員法の解釈変更は黒川氏の定年延長が目的だったと推認した。原告の上脇博之・神戸学院大教授は「黒川氏を検事総長にしようとする安倍政権の恣意的な変更だ」と批判し「法治国家が揺らぎかねず、政府は経緯を説明しなければならない」と訴えた。

 判決後に大阪市内で開いた記者会見。上脇氏は法解釈の変更について「行政が特定の1人のために行った。常識ではありえない」と非難。「真相解明をしないといけない」と注文を付けた。
自身は訴訟の目的を達成したとして控訴しない意向を示した。
 共同通信 6/27(木) 19:17

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「裁判官が言ったのだから自分のシナリオは正しい」と原告教授が言い出しているではないか。そもそも検察の定年延長法案は「違憲法案」ですらないというのに。

 もはや彼らにとっては「事実がどうか」は関係ない。彼らが作ったシナリオでしか話は許されない。そのために司法を利用する。
 これが配信されたヤフーニュースのコメント欄でも、黒川氏を「モリカケサクラで安倍を守った官邸の守護者」という週刊誌が作った設定で「アベガー」やり始める者が出てきている。
 実際の黒川氏は「安倍総理(当時)とは仕事上2、3回面談したことがある程度で、(2020/05/22の記事、ゴシップ誌に人事権を握らせちゃだめだ(怒))で書いたように「賭けマージャン」をやるほどマスコミと関係の深かった人物だというのに。

 そして今回の判決文もまた、この「週刊誌設定」に流されているのだから呆れる。
 今までこの手の「疑惑疑惑」は、(2017/06/06の記事、国会は探偵ごっこをして遊ぶところじゃない!)で取り上げた朝日新聞の「黒枠スポット写真」のように怪しげながらも「こんな証拠(っぽい)ものがある」ということで騒がれていたのだが、とうとう「俺が考えるのだから事実なのだ」ということにされてしまうようになった。
 なんと恐ろしい冤罪社会なのだろう。


 この判事は、

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 アベノマスクでも「黒塗り」開示を命令 黒川氏の定年延長訴訟の裁判長

 東京高検検事長だった黒川弘務氏の定年を延長した政府の閣議決定を巡り、法務省が作成した関連文書の不開示決定を取り消した大阪地裁の徳地淳裁判長(51)は西日本での勤務経験が長く、行政訴訟を中心に手掛けている。
 滋賀県出身。1999年に任官し、最高裁調査官や福岡地裁部総括判事などを経て大阪地裁に移った。
 大阪地裁では、安倍政権が新型コロナウイルス対策で全国に配った布マスク「アベノマスク」の契約単価や発注枚数を不開示とした国の対応が問われた訴訟を担当。2023年2月、「税金の使途にかかる行政の説明責任の観点から開示の要請が高い」と判断し、黒塗りにされた文書の開示を命じた。
 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題を巡り、自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54歳)の妻が、大阪地検に提出された関連文書の開示を求めた訴訟も指揮した。23年9月の大阪地裁判決は、文書の存否も明かさず不開示とされていた国の決定は適法とし、妻側の請求を棄却した。【土田暁彦】
 毎日新聞 6/27(木) 21:03

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「アベノマスク騒動」の時にも「開示せよ」とやっていたという。

 あの時にマスクの発注元の開示がされてなにが起きたかといえば、「税金の使途にかかる行政の説明責任」議論ではなく(2020/05/06の記事、こまでひねくれないとやっていけないのか(ため息))で書いた「アベガーたちによる嫌がらせ」。
 その結果日本はマスクの輸入ルートを一つ失うことになった。

 その一方で「モリトモ」では「ないものはない」というまに側の主張を認めたりもする。
 どうも「自分が気に入る陰謀論」に立つタイプのようで。地裁にも国民審査があったら×をつけるべき人間のようだ。


 本日の懐古。

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 ガラケーやファービー…近くて懐かしい「平成レトロ」 愛知・豊橋で企画展


(写真、読売新聞オンラインより。1990年代の男子高校生の部屋をイメージした展示)

「昭和レトロ」に続き、じわじわと人気を集めているのが――。「平成レトロ」の名付け親とされ、「平成文化研究家」として活動する山下メロさん(43)が監修する企画展「平成レトロ展」が、豊橋市の「こども未来館ここにこ」で開かれている。「近いけど懐かしい平成」に青春期を過ごした来場者らで連日にぎわっている。
 会場には、「ガラケー」と呼ばれる旧型の携帯電話や、大流行した漫画「ドラゴンボールZ」「スラムダンク」が映画化された際のポスター、レンズ付きフィルムなど、当時の生活に密着した「平成グッズ」約500点が並ぶ。山下さんのコレクションや一般公募などで集められた。

 再現された「1990年代の男子高校生の部屋」には、ビデオ内蔵型の分厚いテレビの周りにゲーム機「プレイステーション」があり、ぬいぐるみロボット「ファービー」なども置かれていた。多くの来場者が「これ、あったね」などと言いながら立ち止まり、身を乗り出していた。
 15日から始まった企画展は、1日平均約800人を集めるほど関心が高い。その背景を山下さんは、携帯電話を始めとする技術革新が目覚ましかったことなどを挙げる。その上で、「厚底ブーツにミニスカートをはいた『コギャル』のように、若者が流行を作り、勢いがあった」と分析する。
 自らも1990年代に高校生時代を過ごした山下さんは、全国のリサイクルショップなどを巡っては「懐かしいモノ」を集めている。その傍ら、テレビやラジオ、SNSなどで2019年頃から、平成の魅力を発信している。この3年ほどで、平成グッズの写真などを紹介しているX(旧ツイッター)のフォロワーは1万人を超えた。
 ブームの到来を肌で感じているという山下さんは「今の社会は平成があってこそ。当時の価値をぜひ見直してほしい」と来場を呼びかけている。
 入場無料、午前9時半~午後5時。問い合わせは同館(0532・21・5525)。
 読売新聞オンライン 6/27(木) 12:29

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 ファービーって平成なんだっけ?
「1990年代」でも高校生の部屋ではさすがにワープロは置いてないか。
 これが平成でも後の方になるとパソコンとか出てくるようになるのだから、正しくは「20世紀末の~」とすべきだな。

 う~ん。しかしもう平成が「レトロ」にされてしまうのか。
「機動戦士ガンダム」発放映時に「ホワイトベースメンバーと同世代」だった人間は……。