日本では「私はいいんだ」は通用しない | 偕楽園血圧日記

日本では「私はいいんだ」は通用しない

 今日は「本日の『カーク船長! 転送装置が故障です!』」から。

+++++++++++++
 太陽フレアの影響でオーロラが世界各地で出現 条件合えば北海道でも


(写真、朝日新聞デジタルより。10日、英北東部ウィットレイ・ベイでセントメアリーズ灯台の上空に見られたオーロラ=AP)

 太陽表面で大規模な爆発現象「太陽フレア」が発生したのを受け、スイスのマッターホルン上空が真っ赤に染まるなど、世界各地でオーロラが観測された。情報通信研究機構(NICT)によると、地球の磁気が乱れる「磁気嵐」が発生しており、数日続く見込み。条件が整えば、北海道など日本でもオーロラが観測できる可能性があるという。
 米航空宇宙局(NASA)などの観測では、最大規模となる「Xクラス」のフレアが8~10日に計6回発生した。これに伴って高エネルギーの粒子が放出され、地球の磁場を激しくかき乱す磁気嵐が起きた。オーロラも発達し、普段は見られない低緯度でも見られたという。
 NICTによると、短期間にこれほどのフレアが発生するのは18年以上ぶりという。
 朝日新聞デジタル 5/11(土) 13:18
+++++++++++++


 いやあ、エンタープライズ号は五年間の調査飛行の間に何回「磁気嵐・イオン嵐」に見舞われただろう?
 新スタートレックの映画でピカード艦長たちが「あまりになにも起こらない」ことに退屈していたが、一週間に一度はなんらかのトラブルに巻き込まれるのもどうかと思うぞ。

 それにしても、ものすごいな、太陽は。

+++++++++++++
 北海道・能登半島・東北…日本各地でオーロラ観測 天文愛好家は喜び


(写真、毎日新聞より。11日夜、能登半島の珠洲市で観測された星空。オーロラの影響とみられる=2024年5月11日午後8時40分ごろ撮影(石川県柳田星の観察館「満天星」提供))

 最大クラスの太陽フレアが8日から11日にかけて連続して発生した影響で、11日夜、北海道や東北、本州の日本海側を中心に、広い範囲でオーロラとみられる現象が観測された。

 北海道名寄市のなよろ市立天文台では、十分に暗くなった午後8時過ぎから、北の空がピンク色に変わる様子が確認できたという。同天文台の渡辺文健主任は「これほど明るくオーロラが見えたのは初めて。肉眼だとようやく分かるレベルだったが、写真だとはっきりと磁力線による縦じまも見えた」と驚いていた。
 今年1月に地震に見舞われた石川県の能登半島でもオーロラが確認された。天文施設「満天星」(同県能登町)の学芸員、宇佐美拓也さん(37)は、同県珠洲市でデジタル一眼レフカメラで撮影した。肉眼では普通の夜空にしか見えなかったが、同館がオーロラを観測したのは2003年以来といい、宇佐美さんは取材に「ようやく低緯度オーロラを撮影できた」と語った。
 岩手県一関市では、X(ツイッター)アカウント「だいこもん(@pochomskii)」さんがピンク色に染まる北の夜空を撮影した。だいこもんさんは取材に対し「宮城県から車で2時間かけて、家族と見に来ました。肉眼でも空が色づいているの分かり、きれいですね」と喜んでいた。【小林遥、原田啓之、池田知広】
 毎日新聞 5/11(土) 23:33

+++++++++++++

 能登半島でもオーロラが出たのか。

 とんでもないエネルギーだ。
 これを直接利用できるように技術が進んでくれれば……あと何年かかるかなぁ。


 能登半島といえば、れ新党の代表がこの連休中に、 


https://twitter.com/nalltama/status/1788879724825158139

 タイに行って「レジャー焼け」してきた顔をさらし、X(旧ツイッター)で批判の声が、スポーツ紙風にいうと「巻き起こって」いる。

 別に議員が連休中に外遊に行こうがただ遊びに行こうがそんなことは自由。国会に出国届を出して認められたならば好きにすればいいのだが、この山本氏や彼を支持する勢力は、いままで岸田総理や閣僚たちの外遊に対してなにを言っていたか。
(2024/05/02の記事、どこぞの国には「外交」を知らない国会議員がいるという)で書いたように、国賓待遇でアメリカに招待されて訪米した総理大臣に向かって「アメリカよりも能登に行け」と文句をつけていたのだ。
 そこまで言うのならば、本人もこの連休中は能登に行くべきではないのか?

 まったく馬鹿らしい「ダブスタ」だ

 岸田総理の訪米で騒いでいたような層は、(2023/08/01の記事、メディアの劣化がシャレにならない)で「エッフェル塔がー」と騒いでいた層だと思われるが、あの時彼らはなんといったか。まるでただパリに遊びに行ってエッフェル塔を見て楽しんできただけかのように、メディアまでが書きまくった。
 だが実際には上記エントリーで引用したように、松川議員は同時にフランスの国会議員や行政担当者と会談したシーンも投稿していた。
 だが彼らはそれをまったく無視して、「報告もない」と声高に騒いだのだ。
 今回の山本代表はそんなものすら一切していないのだから、あの時「エッフェル塔がー」と騒いだ人間の論理では批判の対象にされてしかるべきなのに、まったくそんな声を彼らは上げない。
 もう一度書こう、なんとひどい「ダブスタ」なのだろう、と

 個人がそんなことをやっても「白い目」で見られるだけでもあるが、それを集めて「こたつ記事」にし、自民叩きに使ったメディアときたら、これはもう「公平・公正」という単語を倒産するまで口にする資格がない

 そんなメディアに乗せられて、議員を政策ではなく「自民にお灸」式の感覚で選んでしまうなど、本当に馬鹿らしい。

 だいたい「自民にお灸」という感覚は「政治は自民党がやるもの」という価値観が前提になっている。それでいいのか?


 おまけ。

+++++++++++++
 泉房穂氏「チョットSNSをお休みします」理由は「誤解や思い込みに基づく批判が急増」

 前明石市長で弁護士の泉房穂氏(60)が12日、X(旧ツイッター)を、誤解や思い込みによる批判が急増していることを理由に、SNS更新を小休止することを明らかにした。
 泉氏は「右からも、左からも、前からも、後ろからも、鉄砲の弾が飛んでくる感じになってきた。誤解や思い込みに基づく批判が急増していて、事実関係の説明をしても、かえって火に油の状態。ということで、チョットSNSをお休みします」と説明。「明後日14日(火)の朝、心機一転、再開予定です。ご理解のほど」と記した。
 泉氏は最近の投稿では,自民党の裏金問題を糾弾し、合わせてテレビ局やワイドショーに対しても「権力者に忖度」があった番組のり司会者が「不勉強」と指摘。また、「特定の政党を支持しているわけでもないし、どこか特定の政党と敵対したいわけでもない」と主張した上で、裏金政治を終わらせ国民目線の政府を作るために「大同団結」が必要と訴えていた。これに対し「『影響力が出>てきたので、プロアンチが増えてきましたね』とのコメント。私の影響力なんてまだまだですが、アンチコメントの激増はそう感じています。自民、維新、立憲、れいわ新選組それぞれの熱烈支援者から、それぞれ違う切り口でのアンチコメント。こういうのってどうしたらいいのでしょうか」と悩みも明かしていた。
 日刊スポーツ 5/12(日) 17:21


 泉房穂さん「チョットお休みします」SNS“小休止宣言” 四方八方から「弾が飛んでくる感じ」誤解や思い込みで批判急増と明かす

 元明石市長で弁護士の泉房穂さん(60)が12日、X(旧ツイッター)を更新。「誤解や思い込みに基づく批判が急増していて、事実関係の説明をしても、かえって火に油の状態。ということで、チョットSNSをお休みします」などと報告した。
 泉さんの「SNS小休止」宣言に、フォロワーからは「選挙は利権屋たちの生活がかかってますから、みんな必死なのだと想います」「立憲民主党と日本維新の会は大同団結するべきという泉房穂前明石市長の思い込みが批判のもとではないでしょうか」「泉さんを表舞台に立たせないよう、色々な工作がある思います。応援しています!!!」「お疲れ様です。デジタルデトックスなさってく>ださいね」などの声が寄せられた。
 中日スポーツ 5/12(日) 17:50

+++++++++++++

(2024/02/20の記事、撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ)で泣き言を言っていた泉前明石市長。今度はこんなことをいっている。

 打たれ弱いなぁ。

+++++++++++++
*****
団体、個人含め戦略的に批判をしている人達も一定数いるはず。これだけ現政権やメディアに対してストレートに発言していればなおさらだ。
ただ、是非負けないでほしい。多くの国民は泉氏と同じことを感じているし、沢山の人がその代弁を応援していると思う。
当たり前のことを発言すると批判される世の中で、それを貫き通して世の中変えていく気概のある人が今こそ必要だ。

******
残念です。言っている事は、正論なのだが。
ただ、政治家を始めとする行政機関の方々や、税金を貪り食い散らかす方々には不都合なのだろう!
ただ、日本国民は泉元市長や広島安芸高田の石丸市長などにより、再認識させられる。
分かっています、分かっていても!声をあげても、あげようとしても、無駄に権利権力を行政機関に持たせたあげくに、今の日本の最悪な現状です。
既得権益にぶら下がる方々に権力が行かないように、今度の選挙には行かなければならないし、いけないと心の底から思います。
兎にも角にも、お疲れ様です。少し休まれて、復活してください。
できれば早い段階でのご復帰を切にお願いします。
選挙も控えているので。

 ヤフージャパン配信 中日スポーツ 5/12(日) 17:50「泉房穂さん『チョットお休みします』SNS“小休止宣言” 四方八方から『弾が飛んでくる感じ』誤解や思い込みで批判急増と明かす」コメント欄より

+++++++++++++

 と相変らず彼を持ち上げている人間もいるが、彼らがよくいう「こんな人こそ総理大臣に」。
 よくいう(苦笑)。

 今、泉氏がされている批判など比べ物にならない誹謗中傷を安倍元総理や岸田現総理は受けている。
 彼らがテンプレのように書き込む「増税に次ぐ増税」にしたところで、消費税像を決めたのは野田政権だし、何度も書いているように、岸田政権で行われた増税は今のところ「第三のビール増税」しかない。

 いったい「増税に次ぐ増税で国民をなんたら」とは、どこの国の話をしているのだろう?
 こんなデマで「増税メガネ」と中傷されても淡々と業務をこなしている岸田氏に比べると、泉元市長は「小物も小物」。お話にならない。