撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ | 偕楽園血圧日記

撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ

 天気が良くないのに暖かい日が続く……気持ちが悪い。


 昨日取り上げた盛山文科大臣の件で、立憲民主党が「不信任出す!」とやっているのだが、

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 立民 不信任決議案提出 盛山文科相“何ら恥ずべき行動はない”

 旧統一教会側から選挙の支援を受けたなどと指摘が出ている盛山文部科学大臣について、立憲民主党は、不適格だとして不信任決議案を衆議院に提出しました。一方、自民・公明両党は20日の衆議院本会議で否決する方針です。
(中略)
 立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し、「旧統一教会との関係を認定せざるをえず、これを隠していた事実は重い。盛山大臣の答弁は揺れ続けていて、教育行政をつかさどる者として適格性に欠ける。岸田内閣では閣僚就任時に、旧統一教会との関係があれば開示するように通達があったと聞いているが、結果的にこれが守られていなかったのではないかということも重要な要素になった」と述べました。
(後略)
 NHK NEWSWEB 2024年2月19日 19時56分


 盛山文科相への不信任決議案 否決の見通し 政倫審開催へ調整も

 旧統一教会側から選挙の支援を受けたなどと指摘が出ている盛山文部科学大臣に対し、立憲民主党が提出した不信任決議案は、このあと開かれる衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党や日本維新の会などの反対多数で否決される見通しです。
(中略)
 自民党の梶山幹事長代行は記者会見で「盛山大臣は旧統一教会に対する解散命令を裁判所に請求するという極めて厳正な判断をした大臣だ。旧統一教会との関係も完全に断ち切っている」と述べました。
 これに対し、立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「盛山大臣は旧統一教会に選挙運動を密接にやってもらっていたことが明らかになった。青少年の教育をつかさどる文部科学大臣であり、ウソはよくない」と述べました。
(後略)
 NHK NEWSWEB 2024年2月20日 13時21分

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 なんで安住立民国対が偉そうに罵り言葉を並べているのだ? (2022/08/02の記事、「成功したテロ」を作ってはいけない)で書いたように、彼は統一教会の機関紙に登場する「接点議員」ではないか。
 なんなら地元の団体の一つとして「選挙よろしく」とやっただけの人間よりも積極的に広告塔の役割を果たしていることにもなるから、悪質さは「上」。

 この男がテレビに出てきて「ツボツボズブズブ」の呪文を唱えている姿ほど醜悪で、この問題をしらけさせるものはない。
 いいかげん立民もこの厚顔無恥な人間を引っ込めたらいいのに。


 厚顔無恥といえば、

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 泉房穂氏、ネット上での批判急増に「組織的な動きのようにも感じる」

 元明石市長の泉房穂氏が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ネット上で自身への批判意見が増加していることを明かし、「組織的な動きのようにも感じる」とつづった。
 泉氏はXで「愚痴」と題して文章を投稿。「今年に入り、ネット上での厳しい意見が急に増えてきたように感じている」とした。
 さらに「言葉じりの一部や趣旨を曲解するなどして、一斉にネット上にあふれんばかりの批判を浴びせかけてこられることも増えてきている」とも報告。その上で「組織的な動きのようにも感じるのだが、考えすぎなんだろうか・・・」と吐露した。
 この投稿に「バイトです」「組織的だと思いますよ」「泉さんの大人気に困る人達がいるのでしょうね」といった賛同意見が多く寄せられた。一方で「テレビ出たからでしょ」などと疑問視する意見も散見された。
 泉氏はNHK、テレビ朝日の局員などを経て2003年に衆議院議員に。11年から22年までは兵庫県明石市の市長を務めた。昨年12月からは、テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、前8・00)にコメンテーターとして出演。政治問題などに舌鋒鋭く切り込み、政治評論家・田崎史郎氏との度重なる論戦でも話題となっている。
 デイリースポーツ 2/16(金) 10:50

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 なにをいっていめのだろう、この御仁は?

 氏に対する批判投稿が増えたのはテレビに出ることで露出が増えたところに、

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■10軒の家を守るために600億円の予算が計上されていた

 以前の明石市では、市内全域の下水道工事に600億円の予算が計算されていました。その目的は、100年に一度起きるか起きないかのゲリラ豪雨で、床下浸水が懸念される民家10軒の安全性を確保するため。

 ちょっと待ってください。その10軒のお家の床下浸水を防ぐために、明石市全域の下水道工事をする必要がありますか?

 しかも、100年に一度、起きるかどうかわからないゲリラ豪雨のために。あまりにも不合理な話だったので、床下浸水が懸念される民家周辺を重点的に工事することにし、予算も600億円から150億円まで減らしました。これが代替性です。

■「止まったら市民が怒るから」エレベーターを直したがる職員

 これも実際にあった話。

 ある日、市の公共施設の担当職員から、

 「エレベーターの修理に予算を割いてほしい」と相談がありました。

 「壊れてるんか?」と聞くと、

 「壊れてはいないが、部品の保証期間が10年だから、そろそろ機械を交換したい」

 と言います。

 「止まったら修理すればいいから、今はそのままで」と返すと、

 「止まってからでは市民が怒ります」と言う。

 ちなみに、その場所にはエレベーターが3基設置されているので、1基止まっても何の問題もないはずです。それでもなかなか職員が引かないので、「もし市民が怒ったら、私がおんぶして階段を上がるから大丈夫や!」と言って、予算を一切つけませんでした。

 結局そのエレベーターは、今も問題もなく稼働しています。

 市の職員の多くは、問題が起きることを過剰に嫌う“ことなかれ主義者”です。このケースでは、何よりも市民から「エレベーターに乗れない!」というクレームが来ることを恐れて、壊れてもいないエレベーターを修理しようとする。そうやって余分な税金が使われていくわけです。

■消防車1台2億円は本当に妥当な価格か

 突然ですが、消防車っていくらかかると思いますか?

 ある日、私が予算をチェックしていると、消防車の項目が目にとまりました。

 「消防車って2000万円もするの?」と近くにいた職員に聞くと、

 「市長、桁が一つ違います」と言う。

 よく見ると、消防車1台に2億円もかかっていたんです。これには目玉が飛び出ました。

 消防車の中でもはしご車は高額らしいのですが、それにしても、2億円もかかるものなのか? 探せば、もっと安いはしご車があるのではないか? いろいろな疑問が浮かびましたが、担当職員は「2億円が妥当です」の一点張り。

 消防車の価格はそもそも妥当なのか、それを深掘りすることなく、以前と同じ流れで2億円もの消防車が税金からまかなわれていたのです。

 このように、地方自治体の役所をはじめとする政治の世界では、一般的には考えられないレベルの非常識がまかり通っています。まだ若い君だって、ここで紹介したやりとりが、いかにおかしいことかわかるでしょう。

 こんなバカなことを、大人である政治家は平然とやってのけている。それを一つひとつ、「それ、おかしいやろ!」とツッコんでいく作業もまた、予算の振り分けの重要な作業なのです、残念ながら。

 プレジデントオンライン 2/13(火) 15:17配信「10年の保証期間が過ぎたから部品交換したい…『エレベーターの修理』を急ぐ職員に前明石市長が言ったこと」より

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 こんなことを自慢しているからではないか。

 下水道工事のことは以前に(2023/09/13の記事、口をつぐんで引っ込んでいなさい)で書いたが、他にもこんなことをやっていたとは。
 もちろんエレベータは「今壊れていないならいい」というものではない。保守期間が過ぎたら部品交換しておくべき「危険のある乗り物」であるし、消防車の中でもはしご車は二億円ぐらいするのが普通なのはちょっと調べればわかる。
 それをほっぽって「子育て予算を増やしたぞ」と誇り、安全を担保するために働いている職員を「無能」呼ばわりすれば、それは批判も増える。

 そもそも「組織的」というならば、以前から泉氏の記事が出ると不自然なほど「応援します」「総理になって欲しい」というようなコメントがつけられていたではないか。いわゆる「思う構文」や翻訳調のものも含んだ、それこそ「組織的」に見えるほどのものが。

 それで挙句の果てには、

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 泉房穂さん、急増の「悪意あるコメント」にブロック宣言「誠実な対応って、難しい…コメントしたら逆に大量発生を招いている」

 前兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂さんが17日、X(旧ツイッター)を更新。投稿に対して急増している「悪意あるコメント」について、今後はブロック対応をすることを告げた。
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「ご了解のお願い」と銘打った17日の投稿では、「『”悪意あるコメント”が大量発生してきた』。『悪意への誠実な対応って、難しいですよね』とコメントしたら、逆に大量発生を招いている」と状況を説明。「批判はご自由ですが、今後は随時ブロック対応をさせていただきますので、その点はご了解、お願いします」と宣言した。
 フォロワーからは「それが1番!」「悪意には全てブロックでよいと思います。時間と労力の無駄ですので」「ブロックすると『ブロックされた~!』と騒ぐ奴らもいるので、ミュートでそっと見えなくするのもお勧めです」「悪意を真に受けず、今後もより良い前向きなコメントをよろしくお願いいたします」との声が挙がった。
 中日スポーツ 2/17(土) 13:36

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 これ。
 で、こういう記事で特定の声ばかり取り上げるのは「組織的活動」とは違うのか?

 無報酬のネットブログならばまだしも、出演料をもらっているワイドショーで散々「悪意のあるコメント」を並べ立てて自民党叩きをしておきながら、批判されたら被害者ぶる。
 なんというか、やはり「元民主党だな」という気がしてならない。
 彼は批判をブロックする前に、早く市立図書館と盗聴事件についてもきちんと説明しなければ。


 ちなみに「撃っていいのは~」のセリフをどこぞのアニメのものだと思っている人も多いだろうが、原典はレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズの中に出てくるセリフである。
「ハードボイルド」なのだ。


 本日の飛行。

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「マクロス」がトミカに! 河森正治氏監修の『超時空要塞マクロス』バルキリー3機が登場 台座にもこだわり


(写真、乗りものニュースより。「トミカプレミアムunlimited 超時空要塞マクロス」の商品イメージ((C)TOMY (C)1982 BIGWEST/画像:タカラトミー))

トミカサイズで「バルキリー」を設計
 タカラトミーは2024年2月19日、ミニカー玩具「トミカ」とテレビアニメ『超時空要塞マクロス』の初コラボ商品3種を4月中旬から発売すると発表しました。
(中略)
 今回は、歌と可変戦闘機「バルキリー」のメカアクション、三角関係の恋愛といった要素を織り交ぜながら話が展開するSFアニメ『マクロス』シリーズの、初代であり原点である1982年放映『超時空要塞マクロス』と初コラボが実現。
「バルキリー」の生みの親であるメカニックデザイナー・河森正治氏の監修を受けて、主人公の一条輝やマクシミリアン・ジーナス、ロイ・フォッカーといった主要キャラクター3人それぞれの機体が登場します。
 商品は、「トミカ」のスケールサイズで「バルキリーVF-1ファイター形態」を設計し、可能な範囲で機体のデザインや統合軍マークなど細部まで表現しています。
「デフォルメされた手のひらサイズながら、ダイキャストの重量感を感じられる作り」「アニメのオープニングに登場する格納庫をイメージしたオリジナル台座付き」で、作品ファンにも満足してもらえる仕上がりといいます。
 希望小売価格は、税込み各1430円。2月29日から公式通販サイト「タカラトミーモール」で予約受付を開始するとともに、4月中旬から全国の店舗や通販サイトで販売予定です。
 乗りものニュース 2/19(月) 17:36

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(2022/07/28の記事、悼む心を持たないものは下がっていなさい)の時に「ガンダムメカ」を取り上げたトミカ、今度はマクロスメカときたか。

「ディフォルメ」……してあるの、これ? ちょっとシャープさを押さえただけのように見えるけど。
 さすがにこのサイズでは三段変形は無理だろうな。せめて翼の可変ぐらいはできるのだろうか?

 VF-1Sと1Jが出せるのならば、一般機の1Aも出してほしいなぁ。