ま、こういうやつらだよ | 偕楽園血圧日記

ま、こういうやつらだよ

 午後三時ころから雷雲が出てゴロゴロ鳴っていたので「久しぶりの雨か」と思ったが、結局降らなかったな。
 だが午後のギラギラ太陽が遮られただけでもだいぶ暑さが違う。

 いよいよ明日から四年ぶりの黄門まつり。


https://twitter.com/miurano_bungu_3/status/1687281274241916928

 本当に、人出が無くなったこの間、商店は苦しかった。

 明日も暑くなるというが、皆さん気を付けて繰り出していただきたい。
 今年からは市民会館という巨大な涼み処もできたことだし。

 ただ、元に戻ったとはいえ、午前中の下市でのパレードはなくなり上市のものに統合されたので、注意されたし。


 さて、

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 駐日ジョージア大使、固いアイス溶かす日本の名士の裏技伝授 「一瞬カズレーザーかと思ったら妻だった」

 駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバさん(35)が2日、公式X(旧ツイッター)を更新。岡山へ向かう新幹線内でのできごとをユーモアたっぷりにつづった。
 大使はこの日、「西へ」「これから岡山です。前にも聞いたかもしれませんが、岡山の通な名物を教えて頂ければ有り難いです」などと投稿し、フォロワーに岡山訪問を報告。続けて「妻に、日本のある名士が編み出したとされる離れ業を伝授」とつづり、アナ夫人の写真を添えた。
 夫人は座席のテーブルの上に車内販売のアイスクリームを置き、その上になぜかホットコーヒーの紙コップを乗せている。アイスは「スジャータ」(名古屋製酪)のバニラ味で、その固さから「#シンカンセンスゴイカタイアイス」の異名を持つ名物。大使は早く味わえるよう、アイスを溶かす裏技を実践したようで、夫人も目を見開いて喜んでいる。
(後略)
 中日スポーツ 8/2(水) 15:18


 鉄道好きアメリカ大使、思わず「うみゃあ!」 名古屋の“駅きしめん”に舌鼓 「完璧だ」の声

「美味い」の意
「鉄道好き」でも知られるラーム・エマニュエル駐日アメリカ大使は2023年7月31日(月)、JR名古屋駅の新幹線ホームにある立ち食い店「住よし」で、名物の「きしめん」を食べたと自身の公式ツイッターに投稿しました。
「Thanks for the recommendation!」(勧めてくれてありがとう!)としつつ、「The #kishimen from Sumiyoshi is umya」(「住よし」のきしめんはうみゃあ)と名古屋弁で「うまい(美味しい)」を意味する「うみゃあ」を用い、名古屋人になりきっていました。スープを飲む大使の写真も添えられています。
(後略)
 乗りものニュース 8/1(火) 18:12

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 この暑い中、各地の視察に走り回っている大使たちがいる。

「きしめん」ねえ。啜ることを覚えてくれたのならばうれしいのだがな。
 ちゅるちゅると食べると「もっとうみゃあ」いから。

 大使としてこういう友好親善活動は大切だ。

 ところでこの駐日米大使が、

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 米国のラーム・エマニュエル駐日大使が2023年8月2日、原爆を連想させるファンアートをめぐる騒動で物議を醸した映画『バービー』について、「バービーは全ての女性の代表であり、全ての女性がバービーそのものです」などとツイッター(現X)で褒めたたえた。
 一連の騒動については言及しなかったエマニュエル大使に対し、SNSでは「その前に言うことがあるだろ」「手放しで礼賛する状況ではないのでは?」などと批判する声が相次いでいる。
(中略)
 エマニュエル大使は2日、ツイッターで『バービー』について言及した。「バービーは全ての女性の代表であり、全ての女性がバービーそのものです。バービーは60年以上にわたり、女性は何にでもなれることを世界中で示してきました」とし、次のように続けた。
「私たちはそのことを現実でも、そして映画『バービー』の中でも見ています。素晴らしいストーリーと興行記録を塗り替える大ヒット作品を生み出してくれたグレタ・ガーウィグ監督に感謝です。グレタとバービーは、未来の女性、少女たちに勇気を与える応援団です」
 J-CASTニュース 8/3(木) 13:13配信「>駐日米国大使が映画『バービー』大絶賛...原爆コラ騒動に言及せず 「日本人を挑発してるのか?」批判相次ぐ」より

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 アメリカの有名な人形をテーマにした映画を誉めたということで、騒動になっているという。

 この映画はいわゆる「ポリコレ配慮」のものなので、日本の「LGBT法」の時にやたらと口を出してきたエマニュエル氏がほめそやすのも当然なのだろうが、「原爆の父」といわれるオッペンハイマー氏の生涯を描く作品が同時期に公開になったということで、アメリカではこの二つを合わせた、

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 原爆の合成画像にハート絵文字 映画「バービー」公式SNSに批判


(写真、毎日新聞より。原爆投下後を連想させる風景の中、笑顔ではしゃぐ映画「バービー」のミーム。公式アカウントは英語で「思い出に残る夏になる」と返信していた=X(ツイッター)から)

 原爆投下という悲劇をネタにしないで――。日本で8月11日に公開を予定するバービー人形の実写版映画「バービー」(米国で7月21日に公開)の米国の公式X(ツイッター)に、日本語のアカ>ウントから批判が相次いでいる。

「バービー」と、原爆を開発した物理学者の半生を描いた映画「オッペンハイマー」の画像を加工・合成したミーム(ネタ画像)がネット交流サービス(SNS)に多数投稿されており、公式ア>カウントが一部の投稿に好意的なコメントをしたためだ。
 両作品は米国で同日公開され、タイトルを組み合わせた「バーベンハイマー(Barbenheimer)」という造語が生まれるなど、社会現象化している。

◇「キノコ雲」ヘアに「素晴らしいスタイリスト」
 問題となっているミームは、バービー役のマーゴット・ロビーさんが、オッペンハイマー役のキリアン・マーフィーさんの肩に乗って満面の笑みを浮かべているもの。背景には原爆投下を連想させる「キノコ雲」の一部とみられる煙の柱が立ち上がり、火花が飛び、ヤシの木が燃えている。
 この投稿に対して、「バービー」の公式アカウントはハートの絵文字とともに、「It's going to be a summer to remember  (思い出に残る夏になる)」とリプライしている。
 ロビーさんの髪の毛がキノコ雲になっていたミームに対しては、「This Ken is a stylist (ケンは素晴らしいスタイリスト)」と返信。ケンは、バービーのボーイフレンドのことだ。
(後略)
【大野友嘉子、西本紗保美】
 毎日新聞 7/31(月) 18:08

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 こんな悪ふざけ画像を作ってはしゃいでいる者たちがいる。

 これに制作会社の公式までが便乗しているというのだから、日本人なら腹が立たないわけがない。

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 一方、日本での公開をアピールするXアカウント「映画『バービー』公式」は31日午後6時24分、配給元の「ワーナー・ブラザース」のジャパン合同会社として、<映画「バービー」のSNS投稿>について>と題し、コメントを発表した。
 具体的な投稿内容は示してはいないが、「アメリカ本社の公式アカウントの配慮に欠けた反応は、極めて遺憾なものと考えており、この事態を重く受け止め、アメリカ本社に然(しか)るべき対応を求めています」と謝罪した。
 一方、米国の公式Xは午後7時半現在、原爆の合成画像に好意的なリアクションをしたことに対してコメントしていない。【大野友嘉子、西本紗保美】
 毎日新聞 7/31(月) 18:08配信「原爆の合成画像にハート絵文字 映画『バービー』公式SNSに批判」より

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 日本の子会社が謝罪をしても、アメリカの本社が反応しないというのが、それにまた輪をかけた。

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(CNN) 米映画配給会社ワーナー・ブラザースが映画「バービー」のツイッター公式アカウントで原爆とバービーを合成した画像に好意的な反応を示したことに対し、日本で批判が噴出した。これを受けてワーナー本社は1日、謝罪の声明を発表した。
(中略)
 ワーナー・ブラザース・フィルム・グループは8月1日、CNNに寄せた声明で「無神経なソーシャルメディアの投稿を遺憾に思います。スタジオとして心から謝罪します」と表明した。
 CNN.co.jp 8/2(水) 12:21配信「米ワーナー・ブラザース本社が謝罪 原爆とバービーの合成画像に好意、日本で批判噴出」より

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 月が明けてワーナー本社も謝罪声明を出したが、時系列をみればこれは「日本で騒ぎになっているから」というよりは「BBCが質問してきたから」という方が「大きかった」ようにとられるのだからお粗末。

 まあ、つまるところアメリカ社会の「人権意識」というのはこの程度のものだということ。
 拙ブログではトランプ前大統領の持つ「ナチュラルなアジア差別意識」を指摘したこともあるが、そういう空気は別に彼だけのものではなく、彼を叩いていたアメリカ社会全体にある。
 こういう国が、(2023/05/03の記事、国民の把握は国の基本)で書いたように「トランスジェンダーを広告に起用した」おかげでビール会社の幹部が休職に追い込まれるほどの波紋が起きる国が、マツコ・デラックスの商品紹介に飛びつく我が国に向かって「差別だ差別」「「我々に追いついて」と上から目線で意見してきていたのだから呆れる。

 そして、そんなものに屈してしまった我が国の政府も情けない。

 アメリカ人と一緒になって日本を叩いて「名誉白人」になったつもりになっていた「自称リベラル」は、一方で「核兵器反対」を唱えるものと被っていたりもするのだが、さて、彼らはこのアメリカに向かってなんといってくれるのだろうか。
 まあ、同時に彼らは「反米」でもあるから、ジェンダー話での圧力に賛同したことなどすっかり忘れて、あるいはヨーロッパに「主」をずらしてくるのかな?
 その欧州もまた(2023/08/02の記事、郷に従えないものは郷に入らない)で書いたように差別と「人権ええかっこしぃ」の間でグチャグチャになっているのだがな。


 本日の「わーかめぴちぴち、ぴちぴちー!」。

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 ヤマモリ、「わかめラーメシの素」発売 エースコックとコラボ


(写真、産経新聞より。ヤマモリがエースコックとコラボレーションし、8月21日に発売する釜めしの素シリーズの新商品「わかめラーメシの素」=8月3日午前、東京都千代田区(会田聡氏撮影))

 食品メーカーのヤマモリは3日、新商品「わかめラーメシの素」を8月21日に発売すると発表した。主力のレトルト食品釜めしの素のだしに、即席めんのエースコックの定番商品「わかめラーメン」の具材を入れ、健康的な味わいに仕立てた。ファミリー向けが中心のヤマモリと、若年層や男性に強いエースコックはコラボレーションで、顧客層の拡大を目指す。
 ヤマモリの三林圭介社長はこの日の発表会で、「釜めしの素の市場は硬直化しているので、新商品で風穴をあけたい」と述べた。エースコックの村岡寛人専務は「40周年を迎えたわかめラーメンの顧客層を広げるきっかけになってほしい」と話した。
 発表会では、わかめラーメンの往年のテレビCMを彷彿(ほうふつ)とさせる新作を披露。出演するお笑いコンビ、イシバシハザマの石橋尊久さんも登場し、「お前はどこのわかめじゃ」と名セリフで盛り上げた。
 産経新聞 8/3(木) 14:40

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 懐かしいなぁ「お前はどこのわかめじゃ」。
 コミカルさが持ち味だった石立鉄夫だったが、あれは「作っていた」というのだから驚きだ。宇宙大作戦の「教養ある者が野蛮人の真似をするのは簡単です。しかし野蛮人が教養ある人の真似をするのは大変なことですよ」というセリフを思い出す。
 好きな俳優だったなぁ。

 ところで、この商品は「スープ」なんだよね?
 エースコックはこれ用に「麺」は出さないのだろうか?
 それとも普通に売っている中華麺を使えということなのかな?

 うどんのベースにしたり、鍋のつゆに使っても面白そうだ。