郷に従えないものは郷に入らない | 偕楽園血圧日記

郷に従えないものは郷に入らない

 猛暑の中休みも1日限り。あっという間に34℃越えが戻ってきた。


 さて、

+++++++++++++
 北欧2カ国、イスラム諸国との緊張緩和を模索 コーラン焼却で

[コペンハーゲン/ストックホルム 31日 ロイター] -     北欧のスウェーデンとデンマークの政府はイスラム教の聖典コーランを燃やす行為が相次いでいることを受け、イスラム諸国との緊張を緩和するために再発防止の法的手段を検討している。両国では31日もコーランが燃やされた。
 デンマークとスウェーデンではここ数週間、コーランを燃やす抗議デモが発生、イスラム諸国が侮辱行為と強く反発し、緊張が高まっている。
 デンマーク政府は30日、当局がこうした抗議活動に介入できる法的手段を模索すると発表。ラスムセン外相は31日、「われわれがこの問題に取り組んでいることをデンマーク国内外に示すことは、緊張緩和に役立つ」と記者団に述べ、「そうするよう圧力をかけられていると感じているのではなく、全員に最善の利益であると考えている」と説明した。
 ただ、この日もスウェーデンの首都ストックホルムでは、ここ数週間の抗議デモに関与していたとされる非イスラム教徒のイラク難民が国会の外でコーランに火を付けた。デンマークでも反イスラム活動家がコペンハーゲンのサウジアラビア大使館前でコーランを燃やすデモを行った。
 両国政府はこうした行為を非難しているが、表現の自由を保障する憲法下で抗議活動を阻止できないとの立場を示している。ただ、特別な状況下で当局が再発を防止できるよう法改正を検討しているという。
 ロイター 8/1(火) 8:55

+++++++++++++

 まったくなにをやっているのだか。
「表現の自由」というのは「何をやっても咎められない自由」ではない。
 欧州人にわかりやすく言えば、これは相手に向かって手袋を投げつける行為に等しいのだ。やるのは勝手だが、それをやったことで起きる事態に対する責任は持たなくては。

 だが……。

 昨日の夜のNHK「自論公論」ではこの事件を取り上げて「表現の自由か冒涜か」とやっていた。
 曰く「スウェーデンなどでは移民排斥をいう極右政党が」「暴力的な極右が」。(2023/07/26の記事、受信料に見合う仕事をしているか?)で取り上げたスペイン総選挙での「右派がどうたら」と同じトーンで批判をしていたのだが、そもそも北欧でどうして「反イスラム」の波が起きているかに踏み込まないのでは意味がない。


https://twitter.com/yasemete/status/1684213233119264768

 こんなことや、

https://twitter.com/yasemete/status/1070320749942992896

 こんなことが普通に起きているのだから、元々そこに住んでいた者たちの間に「嫌イスラム」の気持ちが起きるのも無理はない。

 その一方で、スウェーデンなど北欧諸国がよく日本に向けてくる「ナチュラルな差別意識」を見ていれば、移民の側にも「不満」がたまるのもまた無理はない。

 要するに「失敗」なのだ。ヨーロッパの移民受け入れ政策は。いらぬ文化衝突をわざわざ作ってしまっただけで。


 NHK「持論公論」では、「日本も他人事ではない」といって過去にコーランが破られた事件などを上げていたが、そんなことを掘り返すよりも、

+++++++++++++
 病院でクルド人「100人」騒ぎ、救急受け入れ5時間半停止 埼玉・川口


(写真、産経新聞より。クルド人らによる騒ぎがあった現場=7月4日夜、埼玉県川口市の市立医療センター前(読者提供))

 埼玉県川口市で今月初め、トルコの少数民族クルド人ら約100人が病院周辺に殺到、県警機動隊が出動する騒ぎとなり、救急の受け入れが約5時間半にわたってストップしていたことが30日分かった。同市は全国で最も外国人住民の多い自治体で、クルド人の国内最大の集住地。現在国内には約314万の外国人が住んでおり、うち約7万人は不法滞在とされる。同市では近年、クルド人と地域住民との軋轢(あつれき)が表面化している。

 関係者によると、今月4日午後9時ごろから、同市内の総合病院「川口市立医療センター」周辺に約100人とみられる外国人が集まり始めた。いずれもトルコ国籍のクルド人とみられ、翌5日午前1時ごろまで騒ぎが続いたという。
 きっかけは、女性をめぐるトラブルとみられ、4日午後8時半ごろ、トルコ国籍の20代男性が市内の路上で複数のトルコ国籍の男らに襲われ刃物で切りつけられた。その後、男性の救急搬送を聞きつけた双方の親族や仲間らが病院へ集まり、救急外来の入り口扉を開けようとしたり、大声を出したりしたという。病院側は騒ぎを受けて警察に通報。その後、救急搬送の受け入れを停止した。
 県警からは多数のパトカーや機動隊が出動。その際、男2人が暴行や警察官に対する公務執行妨害の現行犯で逮捕されたほか、別の男4人が男性に対する殺人未遂容疑で逮捕された。
(後略)
 産経新聞 7/30(日) 18:15

+++++++++++++

 こういう事件が起きていることについて、きちんと報道する義務があるのではないだろうか、「公共放送」なのだから。

 不法滞在を「情」で正当化するドラマを流して世論誘導を図ろうとするのではなく!(怒)


 本日の出汁。

+++++++++++++
 うま味がぎゅう(牛)!但馬でラーメン食べるなら、スープはこれ 朝来の店舗に新メニュー


(写真、神戸新聞NEXTより。「牛骨ラーメン」を発売した小山智也さん、優子さん夫妻=朝来市和田山町枚田)

 但馬牛の骨を煮込んだスープによる「牛骨ラーメン」を、兵庫県朝来市和田山町枚田の「ラーメン冨貴」が新たにメニューに加えた。力強いうま味がある牛骨のスープに、同店の持ち味である魚介スープで調整し、味に深みや広がりを加えている。(小日向務)

 同店は、同市出身の小山智也さん(49)と妻の優子さん(46)が経営。2000年に豊岡市日高町の商業施設でお好み焼き店を開設し、10年からラーメン店に転じた。朝来市には今年2月に戻っている。
 同店は但馬の豊かな食材を生かし、魚介スープに鶏がらスープを加えた「ダブルスープ」のしょうゆ味が売り物。但馬牛の牛骨を使ったスープにも興味があったが、牛の骨は大きく、豚骨などと比べて手間がかかるため見送っていた。
 そこに、但馬牛の繁殖から肥育、「但馬玄(ぐろ)」ブランドでの精肉販売までを手がける上田畜産(香美町)が今年春、牛骨スープの提供を持ちかけた。同社は従来、廃棄していた牛骨を使ってスープの生産を始めたところで、東京の飲食店などにも供給している。但馬地域では現在、ラーメン冨貴に唯一提供しているという。同店では但馬牛のすじ肉を使ったメニューを以前から販売していた。

 牛骨ラーメンは鳥取県などで食べられるが、全国的には広く普及していない。同店によると現在、但馬での提供店はラーメン冨貴以外にないという。
 小山さん夫妻は「良質な骨のスープだけにうま味が強く、脂にきれがある、満足のいくラーメン。今後も地域の食材を使ったメニューを開発し、地域の活性化につなげたい」と話す。
 水曜と第3火曜定休。昼は午前11時~午後3時、夜は午後5時半~10時(土日祝日は午後5時から)。牛骨ラーメンは1300円。同店TEL079・668・9321
 神戸新聞NEXT 7/31(月) 11:30

+++++++++++++

 牛骨ラーメン、いいねぇ。

 神戸新聞は「牛骨ラーメンは鳥取県などで食べられるが、全国的には広く普及していない」と書くが、実は水戸にも先日、牛骨ラーメンを出す店ができている。


常陸牛らぁめん 和(のぞみ)

 牛骨ラーメンは、


 見た目は「家系」のような濃厚なものに見えるが、豚骨と違って「獣臭さ」がなくスッキリしているのが面白い。

 兵庫まで行けない関東の人は、ぜひ。


https://twitter.com/masamune_0501