新型出生前診断(NIPT)で
陽性反応が出た場合
中絶を選択する方は8割...
それは安易に中絶をしている
という根拠になるのでしょうか?
ご注意ください
本日は
中絶の記載があります
内容について
不愉快に感じる方も
いらっしゃるかと思います
ご了承頂ける方のみ
先へとお進みくださいませ...
わたしが13トリソミーの赤ちゃんを
妊娠していた頃
新型出生前診断(NIPT)は
本格的に始まっていませんでした
わたしの過去の経緯です
いまは
従来の出生前診断である
羊水検査や絨毛検査などの
流産のリスクがある検査をしなくても
新型出生前診断(NIPT)なら
約90%の精度で
※13トリソミーに関しては約60%の精度
妊娠10週あたりから
赤ちゃんに染色体異常があるかどうか
検査を受けることができます
新型出生前診断(NIPT)とは
母親から採血した血液から
胎児の
・ダウン症候群
・18番トリソミー
・13番トリソミーなどの
染色体異常を調べられる検査のこと
そもそも出生前診断をうけないという
選択肢もあるかと思います
個人的な意見ですが
わたしは早いうちから
胎児に関する情報を知ることができた方が
精神衛生上、良いと思っております
しかし、残念ながら
出生前診断でわかる情報と言うのは
限られています...
たとえば
・発達障害
・自閉症
・聴覚障害
・視覚障害などは
産まれてみないと分かりません
わかるのは
遺伝子が本来2本のはずが3本ある
遺伝子が欠けている
性別
くらいです
出生前診断でわからないことの方が
とても多いのです
それを踏まえたうえでも
出生前診断を受けることは
見えないお腹の中の赤ちゃんの情報を
少しでも知りたい
という気持ちに応えてくれるのでは
ないかと思っています
出生前診断の中でも
新しい診断である
新型出生前診断のメリットとしては
・流産のリスクがないこと
そして
・早期に検査できる
ということだと思います
妊娠12週以降に
妊娠継続を諦めることになったら
“分娩”扱いになり
通常の出産のようになります
それは産声の上がらない赤ちゃんを
生みの苦しみに耐えながら
産むということです...
わたしは中絶・人工死産
肯定派・否定派でもありません
わたしが言える立場でもありません
しかし
もしも妊娠を継続しないなら...
身体のためにも
メンタルのためにも
早めに対処した方が
良いと思います
調べてみると
NIPTを受けた方で
陽性と出た場合
約8割の方が
妊娠継続を断念するそうです。
そう考えると
自分がした決断は
特別なものではないのかもしれません...
と言いたいところですが
そんな簡単に処理できるもの
ではありません
NIPTは
・命の選別を促進する
・けしからん
という記事をみかけます
しかし
そんなカジュアルな気持ちで
受ける方がいるのでしょうか?
検査自体はカジュアルな気持ちで
受けることは出来ても
もし陽性で
確定診断でも陽性となり
結果として
妊娠継続を諦めることになったとしたら
その選択を
カジュアルな気持ちで
行うはずがありません
※NIPTは陽性と出た場合
偽陽性の可能性もあるため
確定診断である羊水検査を
受ける必要があります
優生思想を助長する!
と主張するメディアもありますが
優生思想を
世界中で、そしてあらゆる場面で
推し進めているのは
そちら側(メディア)ではないでしょうか?
そのことを棚上げして
責任はわたしたちに押し付けている
社会に生きている限り
この矛盾からは
きっと逃れられないでしょう
ならば、せめて
矛盾している世界に生きていることを
気づくことが出来たら...
少し生きやすくなる
クリニック卒業は
一つの通過点でしかないと思っています
最終目標は
この矛盾する社会で
少しでも自由に
そして
少しでも生きやすくなること
それが人工死産を選択した
わたしがお伝えしなければならないこと
だと思っています。
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました




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