本日は
出産日翌日のお話になります![]()
赤ちゃんとご対面しました![]()
《ご注意ください
》
本日も
前回の続きで
13トリソミーを
人工死産したお話を
書いております![]()
不愉快に感じる方も
いらっしゃるかと思います![]()
そして
楽しい話でもありません![]()
ご了承頂ける方のみ
先へとお進みくださいませ...![]()
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前回までのお話はコチラです![]()
出産を終え
泣きながら
眠りにつきました...
翌朝
様子を見に来てくださった看護師さんは
わたしの腫れた目をみて
少し驚いていました![]()
でも、気を遣ってか
とくに何も言いませんでした。
命の誕生の現場に立ち会いたくて
産科の看護師や助産師になる方は
多いと思います
しかし
この様な形で
終わってしまう命とも
向き合わなくてはいけない...
申し訳ないような
何とも言えない気持ちになってしまいました![]()
出産の翌日は
お互いの両親が
代わる代わる様子を見に来てくれて
気を紛らわせることが
できました![]()
そして、その夜
夫と二人で
赤ちゃんの亡骸と
対面します![]()
「小っちゃい...」
「ごめんね」
そんな言葉しか
見つかりませんでした
急遽
母親に買ってきてもらった
新生児用の服を着せて![]()
小さな棺の中にいれました
寂しくないように
お花
とおもちゃ
を持たせて...
今思うと
新生児用の服をどういう気持ちで買ったのか...
お店の人も、当然
「おめでとうございます~
お孫さんですか
」
と聞くと思います![]()
その中で
買わせたのは
申し訳なかった気がしました![]()
本当に最後の写真を撮って![]()
お別れをして![]()
葬儀会社の方に
託しました。
翌朝、9時頃
「無事火葬が終わりました」
という報告をうけました![]()
赤ちゃんは灰になって
煙になって
この世界に広がっていった...
と思いました。
この世界に広がっていって
世界そのものになったのだ![]()
とも思いました。
目には見えないけれど
目を閉じれば分かる
命をわけあって共に生きた...
わたしは昔から
科学で証明できないことは
信じていませんでした
人間も遺伝子の乗り物でしかない
と思っていました
でもそんな価値観なんて
どうでも良くて
目に見えないけれど
たしかにここにいる...
そう思いました。
遺骨を抱きながら退院して...
今まで生きてきた世界が
全く違って見えました![]()
今までと同じ世界に生きているはずなのに...
それは、まるで
とても薄いガラス板に
自分が閉じ込められているようで
手を伸ばしたら
そのガラスがパリンと割れてしまうような
そんな世界に閉じ込められたような感覚でした![]()
その後、
退院してからは
起き上がる気力もなく
ずっと天井ばかり
見つめていました...
長くなってしまいましたので
次回へと続けさせて下さい![]()
