木工ドリルもいつかは切れ味が落ちてしまいます
ショートビットのような通常の木工ドリルは再研磨ができますが
竹用ドリルは再研磨が出来ない製品ですので、できるだけ長くお使いいただける方法をお伝えしたいと思います
お手入れについて
竹用ドリルに限らず、木工ドリルのご使用後は木屑や汚れを落とし、防錆油を塗布するお手入れをしていただくことでより長くお使いいただけると思います
竹用ドリルの特長
通常の木工ドリルは先ネジがあるので、回転させると押さえなくてもネジの力で引き込んでいきます
しかし、竹用ドリルは先ネジがありませので、押した分だけ入っていきます
引き込まれるというよりは、押した分だけスーっと入っていく感じです
穴あけの仕方(竹への穴あけ)
材料が固定出来ない場合
片手でインパクトドライバ持ち、もう片方の手で材を固定します
この時、材を固定する手はできるだけ錐から離しましょう
材をしっかり押さえたら、錐先を材に押し当てトリガーをいっぱいに引きます
インパクトドライバごと少し押す感じで穴あけをしていきます
材料が固定できる場合
片手でインパクトドライバを持ち、もう片方の手はインパクトドライバの上部にあてます
錐先を材に押し当てトリガーをいっぱいに引きます
この時インパクトドライバの上部から軽く押さえて上からの力を加えます
両手でインパクトドライバを握ってしまうと、上から力を入れにくいと思います
斜めに力が加わるのは
ここもチェック
穴あけは材に対してできるだけ垂直に行いましょう
斜めになると、変な力が入った時に折れたり曲がったりすることがあります
穴あけ時は同じところで回転させ続けないように、押しながら穴をあけましょう
同じところで回転させ続けると焼けてしまい、切れ味が落ちてしまいます
切屑が詰まったままだと、穴をあけようと思っても進まず、結果、同じ箇所で回転し続けてしまい、錐が焼けてしまいます
進まないぞと思ったら一度錐を抜き、切屑を取り除いてから再度穴あけを行ってください
コツをマスターして、ひとつの製品をより長くお使いいただけると錐も喜びます