世界ライト級4団体統一王者テオフィモ・ロペス(米)の次戦は、希望するIBF世界スーパーライト級&WBA同級スーパー王者ジョシュ・テイラー(英)と、WBC&WBO世界同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米)による王座統一戦勝者には、WBOが同級1位ジャック・カテロール(英)との対戦を義務付けており、ロペスとの対戦が実現するにしても来年後半になる。ロペスがそこまで待てないとなると、ライト級王座を賭けた戦いが選択肢となるが、ロペスのマネジャー、デビッド・マクウォーターはその確率は50%以上と語り、現実的にはライト級王座の防衛戦が有力。
しかし、前王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は肩の手術を受け、リング復帰には時間がかかり、IBFはジョージ・カンボソスJr(豪)vsリー・セルビー(英)勝者に指名挑戦権を与える事を決めているが、ロペスに取っては魅力的なオファーにならず、WBC世界同級王者テビン・ハニー(米)。WBC世界同級暫定王座決定戦で顔を合わせる、ルーク・キャンベル(英)と、ライアン・ガルシア(米)戦勝者との対戦がクローズアップされる。今後の動向に注目。