【Photo】ウシクvsウィザスプーン 「ヘビー級12回戦」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

ヘビー級12回戦。元クルーザー級統一王者アレクサンデル・ウシク(ウクライナ)=16戦全勝(12KO)=vsチャズ・ウィザスプーン(米)=38勝(29KO)3敗=。10月12日(日本時間13日)、米・イリノイ州シカゴ、ウィントラスト・アリーナ。ヘビー級転向第一戦に挑むウシクは、公式計量で、215ポンド(約97.5キロ)を記録したウシクは、約11ヶ月ぶりの試合。

 

 

タイロン・スポーン(オランダ)の代役として急遽ウシクと対戦する事になったウィザスプーンは、242ポンド(約109.7キロ)。

 

 

試合開始。

 

 

ウィザスプーンは、重いパンチでウシクに迫った。

 

 

スピードに勝るウシクは足を使いながらジャブを突きながら、左ストレートへ繋げた。

 

 

5回以降、ウシクは徐々にギアを上げて行った。

 

 

第7ラウンド。ウシクの左で右目下が腫れあがったウィザスプーンは防戦一方に。

 

 

8回開始を前にウィザスプーンはギブアップ。

 

 

無難な勝利でヘビー級転向第一戦を飾ったウシクは、WBO世界ヘビー級1位の座にあり、プロモーターのエディ・ハーンは、ウシクの次の試合はWBO世界ヘビー級戦になると言及。3団体統一王者アンディ・ルイスJr(米)と、前王者アンソニー・ジョシュア(英)の再戦勝者には、WBOがウシク、IBFがクブラト・プーレフ(ブルガリア)の挑戦を義務付けており、どちらかの王座が空位となる可能性が高い。今後に注目。