ヘビー級12回戦。元クルーザー級統一王者アレクサンデル・ウシク(ウクライナ)=16戦全勝(12KO)=vsチャズ・ウィザスプーン(米)=38勝(29KO)3敗=。10月12日(日本時間13日)、米・イリノイ州シカゴ、ウィントラスト・アリーナ。ヘビー級転向第一戦に挑むウシクは、公式計量で、215ポンド(約97.5キロ)を記録したウシクは、約11ヶ月ぶりの試合。
タイロン・スポーン(オランダ)の代役として急遽ウシクと対戦する事になったウィザスプーンは、242ポンド(約109.7キロ)。
試合開始。
ウィザスプーンは、重いパンチでウシクに迫った。
スピードに勝るウシクは足を使いながらジャブを突きながら、左ストレートへ繋げた。
5回以降、ウシクは徐々にギアを上げて行った。
第7ラウンド。ウシクの左で右目下が腫れあがったウィザスプーンは防戦一方に。
8回開始を前にウィザスプーンはギブアップ。
無難な勝利でヘビー級転向第一戦を飾ったウシクは、WBO世界ヘビー級1位の座にあり、プロモーターのエディ・ハーンは、ウシクの次の試合はWBO世界ヘビー級戦になると言及。3団体統一王者アンディ・ルイスJr(米)と、前王者アンソニー・ジョシュア(英)の再戦勝者には、WBOがウシク、IBFがクブラト・プーレフ(ブルガリア)の挑戦を義務付けており、どちらかの王座が空位となる可能性が高い。今後に注目。