【Photo】 タイソン・フューリーvsオト・ヴァリン ヘビー級12回戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

ヘビー級12回戦。元統一王者タイソン・フューリー(英)=28勝(20KO)無敗1分=vsWBA4位、IBF12位オト・ヴァリン(スウェーデン)=20勝(13KO)無敗1NC=。9月14日(日本時間15日)、米・ラスベガス、Tモバイル・アリーナ。メキシコの独立記念日にあやかり、フューリーはゴンドラに乗り、派手なメキシカンスタイルでリングに登場。

 

 

ヴァリンは28歳のサウスポー。

 

 

ヴァリンのトレーナーは、オルズベック・ナザロフ(協栄)とも戦った元2階級制覇王者ジョーイ・ガマチェ(米)。

 

 

試合開始。

 

 

フューリーは時折サウスポーにスイッチする等、ディフェンシブな戦いぶり。

 

 

3回、ヴァリンの左フックでフューリーは右目上を切り裂かれた。

 

 

入って来るヴァリンにフューリーは、右カウンターを狙う。

 

 

第6ラウンド。出血が激しいフューリーにドクター・チェックが入る。

 

 

中盤以降、フューリーは疲れが見えるヴァリンを押し込み、パンチを振るった。

 

 

出血が激しいフューリーは、ストップ負けの危険を抱えながらの戦い。

 

 

ヴァリンもフューリーのパンチによく耐えた。

 

 

最終回。ヴァリンの左ストレートで体が揺れたフューリーは守勢に追いやられた。

 

 

試合終了。判定はフューリーに。

 

 

公式スコアはティム・チートハイム(米)118-110、エリック・チーク(米)117-111、ドン・トレラ(米)116-112でいずれもフューリー。

 

 

試合後、フューリーは病院に直行。右目上の2箇所の傷の縫合には47針を要した。WBC王者ディオンテイ・ワイルダー(米)との再戦は、来年2月22日(日本時間23日)に米・ラスベガスで開催の予定されているが、傷の治療の為に暫く休養する事になる。