WBO世界女子フェザー級&WBC世界女子同級王座決定戦。WBO王者ヘザー・ハーディ(米)=22戦全勝(4KO)1NC=vsWBO世界女子スパーフライ級王者アマンダ・セラノ(プエルトリコ)=36勝(27KO)1敗1分=。9月13日(日本時間14日)、米・ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン・シアター。30歳のセラノはスーパーフライ級からスーパーライト級までを制した、驚異の7階級制覇王者。
37歳のハーディはWBO王座の初防衛戦。
WBC立会人は、ジル・ダイアモンド(米)。WBO立会人は、エドガルド・サッソー・ロペス(プエルトリコ・右)。
リングアナウンサーは、デビッド・ディアモンテ(米)。
試合開始。
初回からエンジン全開のセラノは、ハーディを一方的に攻めつけた。
初回の大ピンチを乗り越えたハーディは、何とか立て直す。
試合はセラノが優勢を保ちながら終了。公式スコアはジュリー・レーダーマン(米)98-92、ワレスカ・ロルダン(米)98-91、ロビン・テイラー(米)98-92で、勝者はセラノ。
圧倒的強さで勝利したセラノは、女子世界ライト級4団体王座統一王者ケイティ・テイラー(アイルランド)との対戦を希望し、「喜んでアイルランドへ乗り込みます」。テイラー戦が実現しない場合は、ナチュラル・ウェイトのフェザー級でメジャー4団体の王座統一に興味を示している。