7月20日(日本時間21日)、米・ラスベガス、MGMグランドガーデン・アリーナ。元IBF世界スーパーライト級王者で、WBC世界ウェルター級3位、WBO4位、IBF4位、WBA11位のセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン)は、元世界ランカーのジョン・モリナ(米)の負傷により、アンダーカードで別の相手と戦うはずだった比国ウェルター級王者ジェイアー・インソン(比)と対戦。
第2ラウンド。リピネッツの左フックでインソンはダウン。
何とか立ち上がったインソンだが、ジェイ・ナディ(米)主審は試合をストップ。
TKOタイム2回57秒。
格の違いを見せつけ圧勝のリピネッツは、16勝(12KO)1敗。敗れたインソンは、18勝(12KO)3敗。3月に元2階級制覇王者ラモント・ピーターソン(米)を10回TKOに破り、引退に追い込んだリピネッツは、25万ドル(約2700万円)の報酬を獲得。今後のマッチメイクが注目される。