【Photo】 元王者リピネッツvs代打インソン 「ウェルター級10回戦」 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

7月20日(日本時間21日)、米・ラスベガス、MGMグランドガーデン・アリーナ。元IBF世界スーパーライト級王者で、WBC世界ウェルター級3位、WBO4位、IBF4位、WBA11位のセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン)は、元世界ランカーのジョン・モリナ(米)の負傷により、アンダーカードで別の相手と戦うはずだった比国ウェルター級王者ジェイアー・インソン(比)と対戦。

 

 

第2ラウンド。リピネッツの左フックでインソンはダウン。

 

 

何とか立ち上がったインソンだが、ジェイ・ナディ(米)主審は試合をストップ。

 

 

TKOタイム2回57秒。

 

 

格の違いを見せつけ圧勝のリピネッツは、16勝(12KO)1敗。敗れたインソンは、18勝(12KO)3敗。3月に元2階級制覇王者ラモント・ピーターソン(米)を10回TKOに破り、引退に追い込んだリピネッツは、25万ドル(約2700万円)の報酬を獲得。今後のマッチメイクが注目される。