19日(日本時間20日)、米・メリーランド州オクソン・ヒルのMGMナショナル・ハーバーで開催された、トップランク興行のメイン。IBF世界ライト級指名挑戦者決定戦。同級3位の中谷正義(井岡)=18戦全勝(12KO)=が、同級4位テオフィモ・ロペス(米)=13戦全勝(11KO)=とグローブを交えた一戦は、ロペスが判定勝ち。スコアは118-110、118-110、119-109。試合は体格で上回る中谷選手が、ロングレンジからの左ジャブを軸に好スタート。ロペスは中谷選手の打ち終わりに左フックを狙う。中盤以降も中谷選手はロペスに的を絞らせず大いに奮戦。ポイント差ほどの差はなく、海外のファン、関係者の間からは中谷選手を称える声が多数挙がっている。