WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。チャンピオン伊藤雅雪(横浜光)vs同級9位ジャメル・ヘリング(米)。5月25日(日本時間26日)、米・フロリダ州キシミー、オセオラ・ヘリテイジ・パーク。伊藤選手は世界王座を奪取した想い出の地、キシミーで2度目の防衛戦に挑んだ。
元オリンピアンのへリング(33歳)は、19勝(10KO)2敗。
レフェリーはフランク・ジェンタイル(米)。試合開始。
距離をキープ。プラン通りに戦う挑戦者陣営には余裕が伺える。
へリングのアウトボクシングにポイントが流れる展開が続いた。
12回終了。
判定はへリングに。
公式スコアはリサ・ジンパ(米)118-110、アレックス・レビン(米)116-112、トーマス・ナルドーネ(米)118-110でいずれもへリング。伊藤選手は攻めきれなかった。
試合後、リングサイドで観戦したWBC王者ミゲル・ベルチェル(メキシコ)がリングに上がり新王者を祝福。王座統一戦も期待されるが、この二人による統一戦カードはまだ力が弱い?。7月12日に大阪でWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者ジョー・ノイナイ(比)に挑むことが決まった、清水 聡 (大橋)選手が勝てば挑戦のチャンスもありそう。へリングの2敗はいずれもサウスポーに喫したものだけに期待される。