【Photo】 ロマチェンコvsクローラ WBA&WBO世界ライト級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBO&WBA世界ライト級タイトルマッチ。WBO王者&WBAスーパ王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)vsWBA同級1位アンソニー・クローラ(英)。4月12日(日本時間13日)。米・ロサンゼルスのステープルズ・センター。この日のロマチェンコは絶好調。スピードある動きから素早いコンビネーションをクローラに打ち込んだ。

 

 

クローラの固いガードの隙間に、ロマチェンコの切れ味鋭い左がヒット。

 

 

3回終了間際、王者は挑戦者をロープ際に追い込み一気の連打。ジャック・レイス(米)主審はスタンでィング・カウントを数えた。

 

 

続く第4ラウンド。ロマチェンコは試合を決めにかかる。

 

 

ロマチェンコの連打にさらされたクローラは、とどめの右フックで頭からキャンバスへ落下。

 

 

レイス主審はカウントを途中でストップ。

 

 

KOタイム4回58秒。

 

 

圧倒的強さでWBAの指名挑戦者を倒したロマチェンコは、手術した右肩が完治した事が好調に繋がったと語り、今後はライト級の4団体王座統一を目指す。リング復帰するIBF王者リチャード・コミー(ガーナ)とは対戦の約束があるが、ボブ・アラムはWBC王者マイキー・ガルシア(米)との対戦に興味を示している。