ライトヘビー級ノンタイトル10回戦。WBO世界スーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)=39戦全勝(25KO)=vs元世界挑戦者トミー・カーペンシー(米)=29勝(18KO)6敗1分=。4月12日(日本時間13日)。米・ロサンゼルス、ステープルズ・センター。ラミレスのライトヘビー級転級に向けたテストマッチ。
サウスポー同士の対戦は、ラミレスがいつものようにコンパクトな連打を打ち込みペースを掌握。
第4ラウンド終了後、カーペンター陣営は唐突に棄権の意思表示。レイ・コロナ(米)主審は試合をストップ。
TKOタイム4回3分。
敗者カーペンシーは、初回に受けた右のダメージが尾を引いたという。
ライトヘビー級のテスト試合を圧勝で飾ったラミレスは、強豪ひしめくライトヘビー級王者への挑戦を希望。ボブ・アラムの今後の挑戦工作に注目が集まる。