WBCミドル級シルバー王座戦。王者・WBC2位マーティン・マレー(英)vs挑戦者アッサン・エンダム(仏=ハッサン・ヌダム・ヌジカム=)。12月22日(日本時間23日)、英・マンチェスター、マンチェスター・アリーナ。36歳のマレーは、元WBA世界ミドル級暫定王者。
32歳のエンダムは昨年10月に村田諒太(帝拳)選手との再戦に敗れ、WBA世界ミドル級正規王座を手放して以来の試合。
4回終了間際に足を滑らせ不運なダウンを宣告されたエンダムだが、得意のアウトボクシングが冴え、手数の少ないマレーをコントロール。
12回終了。エンダムの手が挙がった。
公式スコアはマーク・ライソン(英)114-114、デビッド・ビロセルコヴェック(カナダ)117-112、エディ・パッポ(ガーナ)116-112の2-0でエンダム。
世界2位マレーを破り、WBCシルバー王座を獲得。敵地で見事な復活劇を演じたエンダムは、37勝(21KO)3敗。今後の動向に注目。