リコ・ラモス 「下田昭文○・リゴンドウ●」 WBO王者ドクボエ挑戦希望! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

2011年7月、米・アトンランティックシティで下田昭文(帝拳)選手を7回逆転KOに破り、WBA世界スーパーバンタム級王座を奪取したリコ・ラモス(米)は、12年1月の初防衛戦で暫定王者ギレルモ・リゴンドウ(キューバ)のボディブローでキャンバスへ沈み、王座を失うと共にプロ初黒星。その後も、ロニー・リオス(米)、オスカー・ゴンサレス(メキシコ)、ヘスス・クエジャル(亜)、クラウディオ・マレロ(ドミニカ)に敗れ、世界王座奪還のチャンスは遠のいていった。

 

 

しかし、黒星を重ねている間も「辞めようとは思わなかった」と言うラモスは、ジミー・カランベラス(米)を新しいマネジャーに迎え、現在、6連勝中。WBAランクにも復帰し、9月28日(日本時間29日)の米・オークランドのトップランク興行では、前WBA王者ジェシー・マグダレノ(米)との対戦チャンスを掴んだが、マグダレノ側の事情で対戦はキャンセル。ラモスは代役のダニエル・オレア(メキシコ)に、8回大差の判定勝ちを収めた。

 

 

流れてしまったが、トップランクからマグダレノ戦のチャンスを得たラモスは、再び世界王座に接近していることを意識しており、「世界王者に復帰する事に集中し、必要なことをやっている。準備は出来ている」と、やる気十分。照準をトップランクと契約するWBO王者アイザック・ドクボエ(ガーナ)の持つ王座に合わせ、挑戦を希望している。31歳のラモス=30勝(14KO)5敗=の今後に注目。

 

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