5月12日(日本時間13日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで計画されている、WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が、WBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(帝拳)選手に挑戦するビッグマッチは、両選手は互いに戦えることを希望しているが、ESPNが契約するトップランク、ゴールデン・ボーイ・プロモーションが契約するHBOの、それぞれの意向に応えることが出来ないと、今回の話は消滅する可能性が強くなった。
リナレス選手は100万ドルの報酬を得ることで試合同意。トップランクが最初に提示した4月28日(日本時間29日)の開催は、1月のへスタ戦で痛めた右拳の回復を待つために所属する帝拳ジムの本田明彦会長が回避したが、5月の対戦にはゴーサインを出した。
しかし、トップランクとESPNが決定した5月12日(日本時間13日)は、5日(日本時間6日)にHBO・PPVで放映されるゴロフキンvsカネロの再放送を含めたHBO放映ファイトが、G・B・Pの手により開催され、WBO世界スーパーウェルター級王者サダム・アリ(米)の出場が見込まれている。
残る手立てはゴロフキンvsカネロの再放送を放映するHBOが、リナレスvsロマチェンコを放映するという事になるが、ESPNと専属契約を結びHBOと袂を分けたトップランクが歩み寄る可能性は低いと見られている。
先ほど終わったWBO世界ライト級王座決定戦。ベルトランvsモーゼスのリングサイドには、ロマチェンコ、ボブ・アラムの姿があった。アラムの思惑通りベルトランが新王者となり、ロマチェンコがベルトランに挑戦することになるのか。ベルトランはこの試合で左目尻をカットし、かなりのダメージングブローももらっていただけに、5月に間に合うのかは気になるところ。今後の動向に注目。
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