尾川堅一vsテビン・ファーマー 「スコアカード」 IBF世界スーパーフェザー級戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦。同級4位尾川堅一(帝拳)vs同級5位テビン・ファーマー(米)。9日(日本時間10日)、米・ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ。前評判ではファーマー圧倒的有利と見られていたが、尾川選手の強い右がそれを崩して行った。

 

 

返しの左にも切れがあった尾川選手。

 

 

ファーマーの左が尾川選手を襲う。

 

 

第10ラウンド。勝負を賭けた尾川選手は右でチャンスを作った。

 

 

試合終了。ファーマーをパワーで上回った尾川選手の手があがった。

 

 

公式スコアはマックス・デルーカ(米)115-113、バート・A・クレメンツ(米)116-112で尾川選手。ティム・チェイサム(米)は116-112でファーマーのスプリット。

 

 

米国リングでの世界王座獲得は、1981年のWBA世界スーパーウエルター級三原 正 (三迫)選手以来、36年ぶりの快挙。新王者となった尾川選手は、「人生最高の日になった。これで人生が変わる」と喜びを語った。今後の防衛ロードに期待!。

 

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