和氣11位 MVPゴロフキン WBA最新ランキング | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBAは3月度の最新世界ランキングを発表。月間MVPにミドル級正規王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)。優秀選手にLフライ級暫定王者アルベルト・ローゼル(ペルー)が選ばれた。


石田順裕(グリーンツダ)選手を3回KOに破り、7度目の王座防衛に成功したゴロフキンは、6月29日(現地時間)、ニューヨークで同級11位マシュー・マックリン(英)相手にV8戦を行うことが決まっている。


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昨年、WBC同級王者セルヒオ・マルチネス(亜)とダウン応酬の激闘を演じ、WBCでは同級2位にランクされるマックリンとの対戦は、先を見据えてのマッチメークだろう。楽しみです。


OPBF東洋・太平洋Sバンタム級の新王者和氣慎吾(古口)選手が、Sバンタム級11位にランクイン。


このクラスのWBA正規王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は、13日(現地時間)にWBO同級王者ノニト・ドネア(比)と対戦。WBAではスーパー王座戦となるため、新たな正規王者擁立必死で、このクラスは忙しくなる。


暫定王者スコット・クイッグ(英)は、まだ次戦未定。ランキングは2位ヨアンドリス・サリナス(キューバ)、3位サーシャ・バクティン(日本→ロシア)、4位下田昭文(帝拳)、5位菊地永太(真正)と続いている。


その他、日本関係で主な変動はない。以下は、今後も量産される新しい暫定世界王者情報。


12日(現地時間)にはライト級で3位アンへロ・サンタナ(キューバ)vs4位カルロス・カルデナス(ベネズエラ)=前戦はWBCスーパーフェザー級シルバー王座戦で8回TKO負け=が行われる。場所はラスベガス、プロモーターはドン・キング。Showtime。


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26日にはフライ級暫定王座決定戦がタイで予定され、前WBC世界Lフライ級王者でフライ級3位にランクされるコンパヤック・ポープラムック(タイ)が、6位の元暫定王者ジャン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)と対戦する。


スーパー王者の防衛戦もスケジュールが埋まっている。20日(現地時間)のSウェルター級正規王者オースティン・トラウト(米)vsWBC王者サウル・アルバレス(メキシコ)戦もそのひとつ。


だがWBAは、フロイド・メイウェザー(米)をこのクラスのスーパー王者として認定しており、節操のなさが浮き彫りという感じ。


神戸の試合会場で、”悲運の貴公子”村田英次郎氏と少しお話しする機会があった。


「世界チャンピオンはもっと重みのあるものでした。・・・」


身にしみます!(>_<)

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