WBA暫定王者 廃止か? | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBA(世界ボクシング協会)のヒルベルト・メンドサJr副会長は、”暫定”の肩書きが付く世界王者の認定を2014年を目処に排除する方向であることを示唆。


一年前は、「事情があれば暫定王者の防衛戦を認める場合もある。しかし、早急に正規王者と暫定王者による王座統一戦を実現させていく」ということでした。


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メンドサJr副会長。

さて、今度はどうか?

これは、絶対にやめるべきですがね。


プロモーターと、地域の繁栄、そしてWBAの財政を優先した暫定世界タイトルマッチ制度は、世界中の良識あるボクシングファンから、受け入れられていません。


暫定王者=ランキング1位=指名挑戦者ということであれば、ランキングの管理をしっかりさせて、まともな1位選手を作るべき。


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上写真は昨年4月、アルベルト・ローゼルがLフライ級暫定王座を獲得し、”ペルー初の世界チャンピオン誕生”に沸くシーン。


Lフライ級正規王者には、誰しも実力を認めるローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が君臨しており、喜びに沸くペルー初の世界王者誕生の瞬間も、違和感なしでは見られない。


もっとも、現在のLフライ級はWBA王者が3人もいる状況となってしまいましたが・・・。


最近は、暫定王者に変わってスーパー王者のラインナップが益々充実?しつつあるWBA。(^_^;)


早いところ、わかりやすく、各級認定する世界王者は1人にしてほしいものです。


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