IBF、WBO加盟vs西岡利晃 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

日本プロボクシング界は、世界王座承認メジャー4団体のうち、これまでWBA、WBCだけを承認。世界タイトルの権威を守ってきた。しかし、WBAから分裂し力をつけてきたIBF、WBO加盟への動きが急速に具体化。日本ボクシングコミッション(JBC)の対応に注目が集まっている。


注目されるJBCの判断 IBF、WBOへの加盟(福井新聞)


2010年4月、WBC世界バンタム級王者長谷川穂積(真正)選手に、WBO同級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)が挑んだ一戦は、実質の世界王座統一戦。息詰まる緊張感の中で行われた試合は、一瞬のチャンスをものにしたモンティエルが4回TKO勝利。


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アッという間の決着劇だったが、ファンの皆さんは十分にボクシングの面白さを堪能されたことだと思います。


今後は良識あるボクシングファンが望み、納得する対戦者との世界タイトルマッチこそが、心配される「世界王座の権威」を守ることになる。


IBF、WBO加盟問題が急速展開する中で、IBF&WBO世界Sバンタム級王者ノニト・”フラッシュ”・ドネア(比)との対戦チャンスを掴んだのが西岡利晃(帝拳)選手。


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日本からも多くのファンがこの試合を観戦に渡米するほどの、日本ボクシング界が胸を張る好カードである。


そして早い話、この試合で西岡選手が勝ち、IBF、WBOのベルトを手に入れれば日本で凱旋防衛戦。あれがどうだの、これがどうだの問題はなくなるものであると思います。


まさか、先頃のミニマム級王座統一戦時のように、すぐにどちらか(もしくは両方)を返上は考えらない。


ファイティング原田(笹崎)選手の3階級制覇の偉業達成の為に、WBC世界戦が国内で初めて認可されてから40年以上の時間が過ぎた。西岡選手がボクシング新時代の扉を開いてくれることを期待する。


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