IBF決定戦vsWBA 世界バンタム級王座 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

IBF世界バンタム級王者アブナー・マレス(メキシコ)は、1位ブシ・マリンガ(南ア)との防衛戦に挑まず王座放棄。IBFは新しい世界バンタム級王座決定戦をマリンガ(南ア)と3位A・J・バナル(比・2位は空位)との間で開催することを決めた。


マリンガは3年前、当時のWBC世界バンタム級王者長谷川穂積(真正)選手に挑み初回あっけないKO負け。日本のファンには、全く良い印象はない。


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その半年後再起戦を飾ったマリンガは、2010年10月、1年ぶりの試合でマイケル・ドミンゴ(比)を自国へ招き、IBF世界バンタム級王座決定戦に出場。当時のIBFランキングは、マリンガ9位、ドミンゴは6位。しかし、1位と2位は”空位”となっていた。


とにかく1年ぶりの試合で、117-111、115-113×2の判定をものにしたマリンガは、IBF王座挑戦権を得た。その後は、待たされ続け?今日まで試合がないという状況が続いていた。身長173センチのサウスポーは、20勝(12KO)3敗1分。


しかし、長谷川戦後、わずかに2試合のマリンガはちょっと読めないですね。


一方のバナルは、早くから期待される23歳のホープで現在WBO同級1位にランクされている。しかし、こちらに出て来たということは、十分な勝算ありと踏んでのことだろう。26勝(19KO)1敗1分け。身長165センチのサウスポー。


30日以内に両陣営の交渉がまとまらない場合は入札になる。


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バンタム級進出のウーゴ・カサレスと、ナッチョ・”パンダ”・ウィサルプロモーター。(昨年のWBC総会)


さて、3人のバンタム級王者を認定するWBAのバンタム級ランキング。1位の暫定王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)は、どんな挑戦者を選ぶのかだけが問題。2位ウーゴ・カサレス(メキシコ)は、WBC総会で同級挑戦者決定戦出場の権利を得た。WBAには興味ないんですかねェ。


3位バナルはIBF決定戦出場。4位エリック・モレル(プエルトリコ)は、4月21日WBC同級1位でシルバー王者マレスと対戦の話がある。5位ダルチニヤンはWBC王者山中慎介(帝拳)選手へ挑戦。


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エリック・モレル。


上位5人から2人は次のランキングで外れ、カサレス、モレルもその動向と試合結果次第で、WBAからは遠のきそうな感じで、6位亀田和毅(亀田)選手、7位クリスチャン・ミハレス(メキシコ)、8位マルコム・ツニャカオ(真正)選手が上昇して来る構図。


しかし、逆にWBA狙いに乗り換えてくる選手もいるやも知れず、その辺が興味深い。というか、誰か来ないのか。気になるところであります。(^_^;)


やっぱり、王者3人制はランキングが軽くなりよくないですね。


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