ファン・マヌエル パッキアオ前哨戦! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBO世界ウェルター級王者マニー・パッキアオ(比)への挑戦が、11月12日(現地時間)米ネバダ州ラスベガスで予定されている、WBA世界ライト級スーパー王者&WBO同級王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の前哨戦が、7月16日(現地時間)メキシコ・カンクンで決まった。プロモーターはフェルナンド・ベルトラン。



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対戦相手は、WBA世界Sフェザー級の前暫定王者で、現同級3位にランクされるリカル・ラモス(コロンビア)。24勝(18KO)3敗。身長170センチの25歳。マルケスの相手にしては、ちょっと物足りないか。


09年11月、コロンビアで開催されたWBA総会で行われたWBA世界Sフェザー級暫定王座決定戦は、9位のアンヘル・グラナドス(ベネズエラ)と、10位のラモスの対戦だった。まるで理解に苦しむランキング位置同士が争った暫定王座は、ラモスが判定で勝った。


WBA総会ファイト・Sフェザー級暫定王座決定戦



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しかし、ラモスはあっさり初防衛戦で王座陥落。7回KOでラモスを破った新暫定王者ホルヘ・ソリス(メキシコ)は、2度の王座防衛に成功するが、3月26日、1階級下のフェザー級王者ユーリオルキス・ガンボア(キューバ)に挑戦。コッパ微塵の4回TKO負けという大惨敗を喫している。


力関係、これまでの対戦相手の質などを考えると、ラモスのSフェザー級3位は荷が重い。さらに1階級上げてのライト級。


8ヶ月ぶりのリング登場となるマルケスだが、パッキアオ戦を前に豪快なKO勝利を期待される。


8月には38歳の誕生日を迎える。しかし、まだまだ力が衰えていないことを久々のリングで証明し、相性がいい(過去1敗1分)といわれるパックマンとの戦いに挑んでもらいたいです。


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