「明日行ったらジムがなくなってしまっているんじゃないか。そう思ううちに５年が過ぎ、このような会を催すことができました」(~~)。「選手の皆さんをご紹介させていただきたいと思います」。しかし、名前を呼べど音沙汰なし。選手はまだ室外にいるらしい。
「いつもこのように外されておりまして・・・」(~~)
シャイアンジム早川副後援会長のユーモアあふれる挨拶から始まった５周年パーティー。「やっぱりシャイアンの人柄だよな」という雰囲気の大変良いパーティーでした。
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山本幸治会長が御礼のご挨拶。
「泣くなよ、シャイアン！」
「泣くんですか？」
「そうなんだよ、最近すぐ泣くんだよなァ～」(~~)
★EVERLAST ミニグローブ＆キーリングス 「これいいねェ～！」具志堅さんから言われました！(~~)
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コンディションを整え、後楽園ホールに向う。やはり決勝戦。お客さんがよく入っている。Ｓライト級決勝戦に出場する山田智也（協栄）選手は、６戦全勝２ＫＯの高橋光政（角海老宝石）選手と対戦する。
０７年９月のデビュー戦は黒星スタート。以後、きっちりと勝ち負けを繰り返してきた山田選手は、昨年の新人王予選敗退時点で３勝（２ＫＯ）４敗と負け越し。０９年１１月、「今日は勝つ番だな」といった８戦目をものにし、戦績はやっと４勝４敗のイーブン。
「来年も新人王出ます」
おとなしいが真面目な子である。
「山田、お前決勝まで行けるから頑張れよ！」
トーナメント表を見て大竹マネジャーが声をかけたのを覚えている。「あれ（組み合わせ）見てたら何となく思ったんだよなァ」。６月、予選スタート。緒戦を４回ＴＫＯで飾り、初めて白星が先行した。これで少し気分が変わったように思う。
８月、９月と、コーナーの指示によく従い、勝ち抜いた。準決勝戦では、「滅茶苦茶パンチありました」という５勝（５ＫＯ）１敗１分の宮崎辰也（マナベ）選手の強打を見事に空転させた。
「やっと落ち着いて試合できるようになって来たな」
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決勝戦。山田選手には６０人の応援団。この日も落ち着いていた。試合開始から先手を取る。左フックのタイミングが今日はドンピシャ。そのままペースを握り続け明白な判定勝ち（１ポイント差には首をかしげる）。こわごわリングに上がっていたのが、キャリアを積むにつれ落ち着いて試合に挑めるようになった。
「ああいう子が勝ってくれるとうれしいよ。負けてばっかりだったろ」
「指示通り動いて勝っていくと自信になりますからね」
「そうなんだよ。たまにいいこと言うね」(~~)
素直にアドバイスを受け入れ、試合のその場で勇気を持って実行に移せる選手は伸びていく。素直な心。後は実行するためのスタミナ。これだけは練習していないと身につきませんけどね。
新人王予選は勝利者にインタビューが施される。これまで、小さな声で細々としゃべっていた山田選手だが、東日本新人王の称号を得て、声のトーンが一気に上がった。これにはビックリ。真面目だからまだまだ伸びる選手だと思います。
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「ちょっとヒルマ（先生）が、心配だけどな」(~~)
「そんなことないです！」
「寄って来るなちゅうに！」(~~)
さて、同時刻。坂田健史選手の地元稲城市では、後援会の皆さんによる”世界戦慰労会”が催された。
「坂田、ストーカーが多いからなァ。ハワイで走ってて、いきなりあんなの（スーパーサラリーマン ）が出てきたらビックリするよ。群馬にもいて、北海道にもいて、後、どこにいるんだっけ」(~~)
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そんなわけで慰労会での一コマが送られて来ました。
元気そうです。ややふっくらですかね。(~~)
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